秦野版 掲載号:2017年12月8日号 エリアトップへ

民生委員・児童委員として30年以上勤続した 小室 照子さん 渋沢在住 77歳

掲載号:2017年12月8日号

  • LINE
  • hatena

自然体の誠意が周囲を和ませる

 ○…「私がぼーっとしてダメだから周りの人が協力的に動いて支えてくれて、おかげで続けられた」と和やかに微笑む。介護の必要な人や生活保護家庭の支えになり、子どもたちを見守る――”民間の奉仕者”として30年間、困っている人の話に耳を傾け自治体とのパイプ役になってきた。民生委員制度創設100周年の今年、瑞宝単光章と県知事表彰を受け、地道に続けてきた活動が認められた。

 ○…南地区にほど近い渋沢の農家に生まれ、4姉妹の長女として今も生家を守る。代々タバコや落花生などを栽培、肉牛の飼育をしていた時期もあり、自宅や倉庫の隅々には先祖から受け継いできた長い歴史が刻まれている。西中、私立高校を卒業後、習字や洋裁の学校に通い、23歳で結婚。小室家にやってきた夫は”心が丸い人”で、家族仲良く、協力して農家を続けてきたという。「本当にずっと平凡な暮らしなんですよ」と笑う様子から、穏やかで幸せな日常が伝わってくる。

 ○…「民生委員にならないか」と声を掛けられたのは子育てがひと段落した40代半ば。まだ女性の委員が少ない中、元議員の父と婦人会活動に参加していた母から「人様の為になる事は、自分自身の勉強になる」と強く背中を押され心を決めた。我慢強く、平常心で、自然体で、人を大切に、人を想う…「親の元で何不自由なく暮らしてきた私にとって、教わる事が多かった」。2004年、渋沢地区民生委員児童委員協議会会長に。朗らかな性格で委員をまとめつつ、「会長会は母が亡くなった時以外欠席した事はない。自分が直接話を聞き、みなさんに説明しなければ」と芯を貫いた。

 ○…民生委員としての定年を過ぎた昨年11月末、30年間の活動最後の日を迎えた。仏壇に手を合わせたあと、ずっと見守ってくれた夫に感謝を伝えたという。これまでを振り返り、「民生委員を続けてきて本当に良かった。一生の宝だわ」と満面の笑みを浮かべた。

秦野版の人物風土記最新6

今井 しょうこさん

『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』を出版した

今井 しょうこさん

平沢在住 48歳

10月15日号

二上 貴夫(ふたかみ きふう)さん

秦野市俳句協会の第12代会長を務める

二上 貴夫(ふたかみ きふう)さん

千村在住 73歳

10月8日号

村上 志津子さん

秦野市レクリエーション協会の会長を務める

村上 志津子さん

堀山下在住 70歳

10月1日号

小菅 基司(もとし)さん

秦野市議会第66代議長に就任した

小菅 基司(もとし)さん

春日町在住 56歳

9月24日号

古藤(ことう) 涼平さん

小学生から大学生までの陸上クラブ「HappinessAC」の代表を務める

古藤(ことう) 涼平さん

南矢名在住 31歳

9月17日号

酒井 みさをさん

アンサンブル楓の代表を務める

酒井 みさをさん

寺山在住 63歳

9月10日号

あっとほーむデスク

  • 10月8日0:00更新

  • 8月6日0:00更新 社会

  • 7月16日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

森林セラピー×スケッチ

森林セラピー×スケッチ

新企画の参加者募集

11月21日~11月21日

秦野版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

秦野版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook