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秦野版 公開:2018年9月28日 エリアトップへ

秦野市初の現役高校生として消防団員に任命された 石原 夕也(ゆや)さん 渋沢在住 18歳

公開:2018年9月28日

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「育った街の人命を守りたい」

 ○…「消防士をめざしています」。はっきりとした口調で将来を語る。秦野では現役高校生初となる消防団員に9月、任命された。第6分団第5部に所属し、活動を開始する。「祖父、父、自分と育ててもらった秦野の地域安全のために働きたい」と意欲を燃やす。

 ○…父が消防団に所属しており活動は見ていたものの、進路を決めたのは高校2年のことだった。「父が事故に遭い、救急隊員が迅速に対応してくれた。それを見て格好いいと思った」。折しも国内で地震や風水害など災害が多く発生しており、秦野でもいつ何が起きるかわからない状況。「街を守りたい」という気持ちは大きくなり、消防士への思いが強くなった。若い世代に活躍してほしいという父の想いと勧めもあり、まずはできることから、と消防団への入団を決意した。

 ○…秦野の好きなところは「水がおいしいところ」とニコリ。小・中学時代は野球チームに所属しキャプテンを務めたことも。性格は明るく、困っている人を放っておけないタイプ。リーダーシップにも富んでいる。二宮高校に進学し、印象に残っているのは仲間と共にパフォーマンスで魅せた体育祭での集団行動演技。「演技中は言葉を交わせないので、コミュニケーションが大切。難しいことを皆で達成するのが楽しかった」と残り少ない高校の思い出を語る。

 ○…身体を動かすことが好きで、今も週3日、筋トレやランニングで身体を鍛えている。すでに秦野市消防職の採用試験を受けており10月に発表される結果を待っている。とりあえずの受験は終わり、少しほっとしている様子も。「消火活動はもちろん、市民の声に耳を傾け、尊敬される消防士になりたい」と力強い声。秦野でまたひとつ、若い力が輝こうとしている。

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