秦野版 掲載号:2019年4月26日号 エリアトップへ

4月から子ども宿泊サービス、子ども食堂を始めたNPO法人Linkの代表代理 佐々木 広世さん 新町在住 56歳

掲載号:2019年4月26日号

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​自分を信じてパワフルに

 ○…「ハンディのある子もない子も将来自立できるように」。國松基祥代表と2人で2015年に法人を立ち上げ、学童保育や放課後等デイサービス、日中一時支援を運営してきた。預かるのは「その子の人生そのもの」。将来の夢に合わせた学習支援、個性を尊重し自主性を育む姿勢を支持する地元企業や地域の人も増えた。「児童の自立や保護者の休息になれば」と4月、子ども食堂と宿泊サービスを始めた。

 ○…故郷は北海道札幌市。両親はフィギュアスケート、スキー、ギターなど様々な体験をさせてくれた。4人兄弟の一番上で幼い頃から快活な性格だが、小学校ではいじめから”下を向いたまま喋らない子”だった。転機は4年生、『エースをねらえ!』の岡ひろみに憧れ、軟式テニスを習い始めたこと。「強くなりたい」と練習に打ち込み、道大会表彰台の常連に。高校では日本代表として海外試合も経験した。今、子どもたちに「未来は変えられる。広い世界を見よう」と語りかける。

 ○…けがで競技人生を引退し看護師に。結婚後、娘と息子に恵まれた。14年前、両親が移り住んでいた秦野へ移住。障害者福祉施設に勤務する中で「幼い頃の療育で成人してからの障害の幅が変わる」と実感した。発達障害のある息子にも「失敗してもいいから自分のために努力しなさい」と自立を求めてきた。「今中学生ですが家事はひと通りできますよ」と微笑む。

 ○…週末は「ささきせんせいあそぼう」と子どもたちが自宅へ来てにぎやかに過ごすことが多い。次の夢は海外研修。「海外の空気に触れると夢が広がる。お母さんは心配かもしれないけど、子どもたちの意志や可能性を尊重してほしい。それが親子の自立に繋がる」。そのエネルギッシュな姿に悩める親子が導かれている。
 

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