秦野市県人会連合会会長に就任した 森田 明見(あけみ)さん 尾尻在住 76歳
「楽しいことを楽しい人と」
○…「楽しいことを、楽しい人と楽しくやる。これが大切なんだ」と笑顔で話す。2008年に北海道人会を立ち上げ、自ら会長を務めてきたが、連合会会長就任にあたり、同会会長の座を譲った。各県人会ともに、会員の減少と高齢化が課題になっているという。「存在意義が問われていると言ってもいい。今後いろんな可能性を模索し、若者を取り込める魅力ある組織にしていきたい」と言葉に力を込める。
○…北海道奥尻島の出身。東京に出ていた兄を追いかけ上京。結婚を機に独立を考えたとき、仕事の拠点を検討した結果、秦野市を選んだ。「山があって海も近い。生活がしやすそうだ」と感じたのだとか。1978年、有限会社森田不動産鑑定事務所を開業。周りに知人や血縁者など一切ない中での起業。自ら仕事をとるため必死に営業に回った。当初は相当な苦労があったはずだが「余計なしがらみもなく、かえってやりやすかった」と、何事もなかったように笑いながら振り返る。
○…「家族の仲が良いこと。幸せでないと組織の長の役割は担えない」としみじみ。同郷の夫人とは仕事も県人会活動も二人三脚。「いろいろ手伝ってくれたりフォローしてもらったり、いつも一緒。感謝しかない」と、ちょっと照れつつ打ち明ける。現在は夫婦2人暮らしだが、近くに住む子どもたちが週末になると孫を連れてきてにぎやかになるのだとか。
○…趣味はゴルフや家庭菜園、旅行など多彩だ。
しかし何より大切にしているのは健康。「病気にならない身体で、毎日元気で過ごすこと。そして笑顔でいることが何より」と真面目な面持ちに。組織のリーダーとして、また良き夫や父、祖父として、まだまだ活躍の場を広げてくれそうな、頼もしい表情を見せた。
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