長野県のイエナプラン実践校・私立「大日向小学校」の校長を務める 桑原 昌之さん 北矢名在住 52歳
挑戦とリスペクト、笑顔を大事に
○…異なる学年の児童らがひとつのテーブルを囲み、各自が教師と月曜日に立てた一週間の計画に沿って勉強している。友達と相談したり、先生への質問、下級生に勉強を教えるのも自由…そんな”イエナプラン”教育の実践校として長野県佐久穂町に今年開校した私立大日向小の校長を務める。オランダで普及している教育であり「異年齢で成り立つ社会と、学校を同じ環境にすることは自然なこと」と話す。
○…大根小・中、秦野高卒業。母方の祖父が海軍の教官で、教育について考えるきっかけに。1992年に小学校教諭として伊勢原小に赴任し、以来教鞭を振るってきた。途中、教育センターに出向。教育研究や研修等に携わり、新しい教育システムに興味を持った。41歳で大学院に入学し、そこでできた仲間と2012年、イエナプランを学びにオランダへ。教育の方向性に悩んでいた中で「これだな、と思いました」と話す。折しも、公立小学校が合併で閉校した佐久穂町に私立小学校を建設する話が持ち上がり、校長として一歩を踏み出すことになった。
○…現在は家族と離れ単身赴任。佐久穂町からなかなか戻れないが「秦野が大好きです」と話す。「山が見えないと住めない」そうで、佐久穂町も秦野に似た雰囲気があるという。小学時代から続けていたサッカーは「ボールと暮らしていた」というほどで、クラブチームのコーチをしていたことも。
○…「一人ひとりに『物語』があります。他人と比べることなくそれぞれの人生を大事に、学ぶことを教えるのではなく、学び方を教えていきたい」。自身で大事にしているのはチャレンジ・リスペクト・スマイルの3つ。分岐点で選ぶのはチャレンジの道。今も新たな教育への挑戦が続く。
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