11月1〜5日、曲松のギャラリーmeで「さきおり工房 浩子 三人展」を開く 佐々木 浩子さん 北矢名在住 40歳
「感動を届けたい」
○…「裂き織りの良さや楽しさ、素晴らしさを届けたい」。作品展は初開催。期間中はドレスをメインに、バッグや帽子等約50点を展示する。また、会場内はメルヘンチックな装いにし来場者を楽しませる工夫も。「来場者に感動を味わってもらえれば」と力が入る。
○…生地は古着や使わなくなったネクタイ、スカーフなどを使う。それらにハサミで切り込みを入れ、手で裂く。「自然な切れ目がデザインとなり、美しいものができる」という。そして裂いた布と紐を織機で織っていく。微妙な重なり方によってファンタジックな柄が現れてくる。それに裂き織りならではの、温かさやボリューム感などが加わり魅力的な作品が新たに誕生する。「作っている時から気持ちがワクワクするんです」と目を輝かせる。
○…出身は川崎市。子どもの頃好きだったチャンバラ遊びがきっかけで小学1年の時に剣道を初めた。高校では全国大会で3位に入賞した腕前を持つ。「練習は超厳しかった」と苦笑い。高校卒業後、公務員として都内で働く。仕事に終われる毎日。身も心も疲れていた27歳のある日、母親から誘われて一緒に行った裂き織り展で作品に一目惚れ。これが転機となった。その場で、主催者の教室に入会したほど行動は早かった。「悩みを忘れるくらい楽しかった」と振り返る。仕事を変えながらも、裂き織りはその間も学び続けた。
○…秦野に来て7年。現在、「さきおり工房 浩子」として教室を主宰する。作品展は、生徒2人とともに開催する。自宅の一室が作業部屋。「最近は妹の子どもが織機に興味を持って。3人目の生徒さんかな」と笑う。「今後は、体験する機会を多くつくり、裂き織りに触れる機会を増やしていきたい」と話す。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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