聖火フェスティバルの企画運営に協力し、講演を行う 師岡 文男さん 名古木在住 67歳
秦野のために経験生かす
○…上智大学で「オリンピック・パラリンピック概論」の講義を行い、東京2020大会招致にも関わった。12年かけた夢は実現したが、難しい状況で大会を迎えることになった。「オリパラの目的はスポーツを通して平和で差別のない共生社会を作ること。特に子どもたちにテレビ観戦や地域の企画で世界のこと、他者のことを考える機会になれば」と話す。
○…世田谷区生まれ。ひっこみ思案だった10歳の少年が1964東京五輪を体験し、人生観が変わった。「世界中の人々がスポーツで1つになれることを知った」。中学時代のユースホステル宿泊体験で野外教育やレクリエーション教育という分野を知り、教員を目指して上智大に入学、2カ月かけて民泊でアメリカ1周したことも。卒業後は筑波大大学院に進学、79年から母校の保健体育教員として40年教鞭をとった。「人見知りだったのに人前で話す仕事に就くなんて」と笑う。
○…秦野市との縁は大学時代から。「新入生合宿で秦野キャンパスに来て。富士山が見え、夜景もきれいで感動した」。自然豊かで都心からも好アクセスと、教員になってからもキャンプ実習や里山保全活動などで毎年訪れていた。昨年、妻の意向もあり秦野市へ移住。「美味しい水と食べ物がすぐに手に入る自然で持続可能な生き方ができる理想郷。住民の皆さんも親切」と微笑む。
○…現在は上智大名誉教授や日本オリンピック委員会総務本部委員、日本フライングディスク協会会長などを務める。リモートワークなどを活用し、「新婚以来、ほぼ毎食を妻と一緒にとれるようになった」と嬉しそう。市主催の企画にも多数協力。「これまでの経験を大好きな秦野のために生かしたい」と、熱い想いがあふれていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>