秦野版 掲載号:2021年10月8日号 エリアトップへ

秦野市俳句協会の第12代会長を務める 二上 貴夫(ふたかみ きふう)さん 千村在住 73歳

掲載号:2021年10月8日号

  • LINE
  • hatena

俳句は自分史

 ○...十七音の文学・俳句―。どこか近寄りがたいイメージを昨今のブームが空気を変え、身近になった。「文学からお稽古ごとになってしまった。文学的要素を取り入れ、俳句の原点にもどりたい」と開口一番。静かな口調ながら、その目は笑ってはいない。俳句人口が爆発的に増え、嗜む人が増えたのは喜ばしいが、懸念もある。

 ○...「(会長職を)引き受けたからには、俳句協会を知っていただきたい。市民に有益なものでありたいですね」。秦野市俳句協会は戦前から続く「秦野俳壇」を発展的に解消し、1969年に発足された歴史ある団体。秦野市民が集う結社を超えた句会だ。毎月1回定例句会を開催。だれでも参加でき、見学も可能。定例会ほか、吟行会も行っている。

 ○...著書『型で俳句を』(第2版俳句編)にはこう著されている。『俳句を作る効用は、知らず識らずのうちに無意識裡に働いている心の底を省視し、一句完成するその度に「カタルシス(心の浄化)」を味わうことにあると言えるのではないでしょうか。どんなに辛いことでも耐えがたいことでも(中略)一句を完成することで(一句が成ることで)心の整理は着くものです』と。俳句に向かうその崇高で真摯な姿勢に、こちらが居住まいを正した。

 ○...初めてつぶやいた五七五は『もう秋かもとめぬものが勢ぞろい』。当時(1970年ごろ)読んでいた石原吉郎やランボーの詩の一節が記憶にあったからで、まだ俳句といった意識はなかった、と自身の略歴に記している。2012年俳誌『詩あきんど』創刊、主宰。「俳句は奥が深い。俳句は自分史」だ。手軽に始められるが本格的に取り組むと深い。「文学として取り組み、句集を出す俳人を育てたい」

秦野版の人物風土記最新6

池谷 香名子さん

スペイン舞踊家として幅広く活動する

池谷 香名子さん

萩が丘在住 48歳

12月3日号

小島 博幸さん

秦野市学校給食センターの運営業務責任者を務める

小島 博幸さん

ハーベストネクスト株式会社 54歳

11月26日号

武 勝美さん

12月1日に東公民館で歴史講座「双体道祖神は千姿万態」の講師を務める

武 勝美さん

寺山在住 85歳

11月19日号

大塚 たかしさん

自身の経験を通して子どもたちの未来づくりに力を注いでいる

大塚 たかしさん

ミュージカル俳優・講師 47歳

11月12日号

伊原 泰之さん

NEXCO中日本 秦野工事事務所 所長を務める

伊原 泰之さん

今泉在住 47歳

11月5日号

古角(ふるかど) 大地さん

東海大学湘南学生会の会長を務める

古角(ふるかど) 大地さん

工学部建築学科3年生 21歳

10月29日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月8日0:00更新

  • 8月6日0:00更新 社会

  • 7月16日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

フィンランドの遊びモルック

くずはの家

フィンランドの遊びモルック

「棒倒しゲームで遊ぼう」

12月11日~12月11日

秦野版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

秦野版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年12月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook