今年、秦野市内にある東小学校・上小学校・本町小学校が創立150周年となる。各校は記念すべき節目を祝うため、児童や保護者、地域の人たちとともに、記念式典を開催した。
日頃の成果で祝う
12月20日に創立150周年を迎える東小学校(武政志校長)は11月11日、記念式典を開催。2部制で行われ、1部では学校長の祝辞や、市長のメッセージ動画などを上映。2部は鼓笛演奏やソーラン節など、各学年による日頃の学習の成果を発表し、150周年を祝った。
同校は1870年10月に明治政府の布達を受けて郷学校を設立。1873年6月に本校を曽屋村龍門寺に、支校を東田原村金剛寺に設置して名前を修身館と改め、この年が東小学校の始まりとなった。武校長は「150年の大きな節目を迎えることができたのは、皆さんのおかげと深謝申し上げます」と話す。
縁日でお祝い
5月31日に創立150周年を迎えた上小学校(府川伸校長)は11月11日、記念式典を開催。同校も2部制で行われ、1部では市長らによる祝辞や西中学校吹奏楽部による演奏、春風亭一左氏による講演が行われた。2部ではPTAや地域の人の出店による「かみんぐ縁日」が実施された。
同校は1873年5月、足柄上郡柳川村第106番小学校として長福寺の場所に創設。1903年2月に新校舎を竣工し、現在の位置に開校された。府川校長は「歴史と伝統と特色のある上小学校は、地域に見守られながら150周年を迎えました」と話した。
スマイルfesで祝う
6月22日に創立150周年を迎えた本町小学校(近藤順子校長)は11月25日、記念式典を開催した。市長らによるメッセージ動画の上映のほか、全児童が作成したモザイクアートなどを披露するオープニングセレモニーを実施。その後、「本町スマイルfes150」と称した飲食やゲームなどの出店や、体育館では大道芸や児童が主催するクイズやお笑い、教師によるライブが行われた。
同校は1869年、亀井愛水氏が龍門寺境内に創設した修身館が始まり。1873年6月22日、学制公布に伴い、修身館が公学になった。近藤校長は「時代と共に変わり続ける本町小学校が前進できるよう、ご支援よろしくお願いいたします」と話した。
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