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秦野版 公開:2011年9月10日 エリアトップへ

「和道会全国空手道競技大会」で大学生チャンピオンとなった 藤村 浩一さん 南矢名在住 18歳

公開:2011年9月10日

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自然体で全国制覇

 ○…東海大学の空手部に所属。8月27〜28日に行われた「和道会全国空手道競技大会」の大学生男子有段組手の部で、1年生ながら全国優勝を果たした。昨年は同大会の高校生の部で優勝。連覇について「1年生なので優勝は考えていなかった。家族や恩師、チームの仲間、OBなど、今まで支えてくれた方々のおかげ。本当に嬉しい」と喜ぶ。

 ○…岡山県出身。友人からちょっかいを出されて泣いていた5歳の頃、「強くなりたい」との思いで空手の道に。父はビデオ撮影で息子の動きを研究、母も応援で全面的にバックアップしてくれた。同時に、競輪選手も目指してトレーニング。「当時の競輪の練習で足腰が強くなり、空手に役立っている」と分析する。中学入学後、所属した空手道場の明空義塾岡山支部で恩師と出会う。「本当の息子のように考えて親身に指導してくれた。先生のおかげで成長出来た」と振り返る。中学3年時には全国大会で初優勝。空手への専念を決め、強豪の高校に入学する。

 ○…ところが高校では結果が出なかった。2年生の時には様々な問題が起きてしまい「結果も出ないし、もう辞めようと思った」と振り返る。しかし、涙を流す両親の姿を見て「このままでは終われない」と奮起。2年の終わりに高校で初めて全国優勝すると、これを機にアジア大会を制覇するなど現在まで快進撃が続く。練習は1日2時間。「短時間で自分を追い込む。大会でも、気負わず冷静に自分の持っている力を出し切れば、結果は自然とついてくる」と自信を見せる。

 ○…オフには友人との買い物や音楽鑑賞を楽しむなど普通の大学生。「一人暮らしを始めて、料理や家事など母の偉大さを感じました。冷蔵庫のキャベツから花が咲いていた時は驚いた」と笑う。今後について「社会に出て一人前になれるよう、大学生として空手だけではなく勉強もしっかりしたい。将来は体育教師を目指します」と目を輝かせた。
 

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