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秦野版 公開:2011年10月15日 エリアトップへ

市内最年少で剣道6段に合格した 清田(せいだ)瞳(ひとみ)さん 海老名市在住 29歳

公開:2011年10月15日

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保健の先生は凄腕剣士

 ○…西中学校の保健室で養護教諭を務めて3年目。優しい笑顔だが、実は凄腕の”女剣士”だ。夏の昇段審査受験を後押ししたのは周囲の応援と「後悔するより、自分に正直に思いっきりやりきる」という高校剣道部時代に叩き込まれた精神。昇段審査の会場が、養護教諭免許を取得した”思い出の地”石川県だったことも「運命かなと思ったんです」。そして8月結果発表。見事6段へ昇段した。

 ○…市内若松町出身。「とんでもない弱虫。肩が誰かとぶつかっただけで泣いちゃうような子」が母校、西中で剣道に出会い、心の強さを身に付けた。「嫌なことをごまかしたり、逃げたりすると全部返ってくることを身を持って知りました」と爽やかな笑顔を見せる。インターハイベスト18に入るも高校卒業を機に剣道を離れた。しかし「竹刀を持たないと落ち着かなくて。やめてから3、4か月の時、勉強していたはずがいつの間にか素振りを…」。再び剣道を始め、大学では全国女子ベスト16になった。

 ○…養護教諭の前は看護師。「中学生は子どもと大人の間の時期。社会に出ても自分の意思で進める、自分の体を守れる子になってほしい」と指導にあたる。「怪我をして欲しくなくてつい厳しくなっちゃって。きっと怖い先生と思われてる…でも後であの時言われて良かったと思い出してほしい」と微笑む。

 ○…今年2月に結婚。夫は剣道こそしないものの「サッカーや柔道をするスポーツマン」。ただし「将来子どもが生まれたらまずは剣道をやらせます!」と笑顔で宣言する。

 ○…今までの”剣道人生”を振り返り「剣道は1人ではできません。生徒、学校の先生方、家族や身近な人、周囲の方々には本当に感謝しています」と試合の時を思わせる真剣な表情で話す。7段への昇段試験はこれから6年の修行期間が必要。「私出会い運がいいんです!頑張ります!」ととびっきりの笑顔を見せた。
 

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