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秦野版 公開:2012年9月22日 エリアトップへ

9月10日付で秦野警察署長に就任した 齋藤 盛司さん 本町在住 58歳

公開:2012年9月22日

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真正面からまちに向き合う

 ○…9月10日付で第69代秦野警察署長に就任した。就任日当日、署員に話をしたのは、「市民のための警察であること、基本的なことを守り確実な仕事をすること、挨拶をしっかりすること」の3つ。「基本なくして応用はきかない。真正面から真摯に取り組みたい」と力を込めた。

 ○…「ムキになれる職場、全身全霊をかけて挑める職場」を希望し、大学卒業後1977年に神奈川県警に入る。長年刑事畑を歩いてきた。担当した全ての事件を覚えているというが、「事件をとりまく環境や感情、様々な人間模様などが強く印象に残っている」という。悲しみに寄り添う時もあれば、ほっと胸を撫で下ろす時もある。「更生や再生の第一歩に立ち会える。刑事の醍醐味だ」と深く頷いた。刑事時代のノウハウを活かし、警察幹部養成学校刑事部門の教官を務めたこともあった。

 ○…趣味は運動。県警本部に勤めていた頃は、ビル11階のオフィスまで毎朝239段の階段を登っていた。昨年は、箱根駅伝コースの平塚中継所から芦ノ湖までの約42Kmを、職場仲間とリレー形式で走った。「今度はスタート地点の日本橋からやりたいな」と笑う。丹沢山塊の登山も計画中だという。「管内だから、しっかりとこの目で見ておかないと」と真剣な表情に。その直後、「山岳救助隊に世話にならないように、レクチャー受けなきゃな」とはにかんだ。

 ○…秦野の印象を、「静かなまちというイメージだったけど、とんでもない。規模も大きく、歴史もあり、都市として魅力のあるまち」と語る。本日、明日と開催されるたばこ祭が、就任後初の大仕事。「皆さんが楽しめ、祭りが成功するよう、署をあげてバックアップしたい」と意気込む。

 ○…座右の銘は「正眼愚直」。正直に正面を見据え、安らぎのために嘘偽りなく、住民のために安心・安全なまちづくりに取り組むという決意が込められている。
 

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