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秦野版 公開:2013年10月5日 エリアトップへ

女性5人組ボーカルグループ「Canon」(カノン)のプロデューサーを務める 望月 翔太さん ひばりヶ丘在住 21歳

公開:2013年10月5日

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届けこの想い 歌にのせて

 ○…「がむしゃらになれバカになれ」(オリジナル楽曲PRIDEより)。ストレートな歌詞で聴く人にメッセージを伝える5人組グループ「Canon」の、プロデュースや作詞作曲を手がける。スタッフも含め、同じ専門学校生たちで結成されており、東京や秦野などのライブやイベント、施設訪問など活動の場を広めている。

 ○…音楽の道に進んだきっかけは中学・高校時代の辛い過去にある。人間関係の難しさから、対人恐怖症などの精神的な病を患い、高校も中退した。電車に乗るのも苦しいほど人の中にいることができなかったが、その孤独から救ってくれたのが音楽だった。「歌詞に共感する。特に槇原敬之さんの世界観が好き」と歌の力に心を奪われた。「今度は自分が、もっと苦しんでいる人に音楽を通して手を差し伸べたい」。決して簡単には進めなかった道のりだが、今、振り返るその表情には憂いも躊躇も感じさせない。

 ○…「実は専門学校に入るまで、ドレミも、ドラムという楽器があることも知らなかった」とにこり。今ではオリジナルアルバムを作るほどだ。曲づくりは1日の終わり、その日を振り返る時が1番多いという。「普段の会話から得た言葉に自分の感情を乗せる」。何気ない会話から歌が生まれるため、聴く人が共感するのだろう。音楽以外にも関心があり、将来は脚本家や放送作家としての活動も目指しているという。「ダウンタウンの松本さんみたいに多才な人に憧れる」と目を輝かせた。

 ○…結成当初は「1人でプロデュースをするのは不可能」と言われた。しかし今ではファンも多くいる立派なグループになった。「批判も大事。自分の土台をしっかりした上で吸収していく」と真剣な目を見せた。苦悩に立ち向かいながら、確実に自分の能力を発揮させ突き進んでいる。「今の目標は1年半以内にメジャーデビュー!」。
 

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