神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2013年12月14日 エリアトップへ

平成25年度スポーツ推進委員功労者表彰を受賞した 吉田及子(ちかこ)さん 並木町在住 61歳

公開:2013年12月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

燦々と周囲を照らす

 ○…1983年から30年以上、市体育指導委員としてスポーツ振興のために活動。11月21日に平成25年度スポーツ推進委員功労者表彰を受賞した。「スキーは大好き。何があってもやめられない」と、輝くような笑顔でいきいきと語る。

 ○…青森県弘前市出身。体育科の教師だった両親の影響で、子どもの頃から運動に親しんだ。高校卒業後、「3年間、社会勉強をしてくる」と秦野の日立製作所に就職。実は充実したスポーツクラブに惹かれて選んだ職場だった。スキーとバスケットボールのクラブに加入。同じクラブに在籍するスキーの国体選手から、「検定1級を持っているなら、やってみない?」と誘われ、競技スキーの道へ踏み込んだ。種目は大回転と回転。3年後には、市の代表として出場した県大会で優勝した。

 ○…「結婚するならスキーの上手い人と決めていたの」。会社に入って3年後、同じスキークラブに入っていた男性と結婚。その後、二人の娘に恵まれた。子育てのため、会社を退職。スキー競技もやめていたが、市体育課の職員から「子連れでいいから」と嘆願され、再開。夫婦で大会へ出場するときは、子どもたちを連れて遠征した。トレーニングも兼ねてテントや食料を担ぎ、槍ヶ岳や日本アルプスを登山したこともあった。

 ○…13年前まで義父の介護を8年間ほど経験。看護士になった娘にも協力してもらい、家族で助け合った。夫婦で大会に出ることはなくなったが、孫や娘と山や海に行く喜びもある。公民館に勤務していたときに出会ったお年寄りたちと、月に2回、卓球もする。「登山好きな友人もいるし、いろんな仲間がいて楽しい」と声を弾ませる。現在は、市役所の人権推進課で臨時職員として働く傍ら、民生委員も務める。「仕事場は明るい人ばかり。元気のなさそうな人を見ると、つい遊びにおいでと誘っちゃう」という。その表情には若さと元気がみなぎっていた。
 

秦野版の人物風土記最新6

渋谷 勝征(まさゆき)さん

5月6日まで宮永岳彦記念美術館の市民ギャラリーで個展を開催している

渋谷 勝征(まさゆき)さん

松原町在住 80歳

5月3日

根倉 安史さん

秦野あきんど育成会の会長を務める

根倉 安史さん

東田原在住 52歳

4月26日

栗林 範之さん

4月1日に秦野駅駅長に就任した

栗林 範之さん

曽屋在住 55歳

4月19日

瀧沢 利一さん

4月1日付で秦野赤十字病院の院長に就任した

瀧沢 利一さん

今泉台在住 61歳

4月12日

山口 勇さん

里地里山フォトコンテストで秦野市長賞を受賞した

山口 勇さん

曽屋在住 81歳

4月5日

秋山 重夫さん

上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める

秋山 重夫さん

菖蒲在住 80歳

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook