公益社団法人秦野青年会議所の2014年度理事長を務める 長澤健(たけし)さん 曽屋在住 36歳
新たなチャレンジを
○…昨年創立50周年を迎え、新たなスタートを切る最初の年。「自分を含め、メンバーには新たなことにチャレンジして欲しい」。そんな想いを込め、『革新』をテーマに掲げた。
○…2007年、秦野青年会議所に入会。2011年には神奈川ブロックの事務局長も務めた。「事務方の役職が多く、組織の本質を勉強させてもらった」と話す。その中で感じた時代に即さない組織運営の一部について、効率化を図ることも考えている。また昨年の50周年事業で提言した『秦野サイクルシティ構想』については、「どう街に浸透させていくか」を考え、さらなる発展をめざす。このほか会員拡大にも力を入れる。今年は会員数32人でスタート。40歳までという年齢制限がある中で、いかに若い会員を獲得するかも大きな課題だ。
○…曽屋出身。3人兄弟の末っ子で、独身。現在は両親と一緒に暮らす。小学生の頃から野球をやっており、社会人になってからも草野球などに参加していたという。趣味はゴルフ。休みの日は仕事先の仲間や友達と共に行くそうだ。「昔の上司に『ゴルフは行き帰りの時間が重要』と言われ、それからはゴルフだけでなく行き帰りの車の中でコミュニケーションをとることを心がけています」と話す。体を鍛えるためジムにも行きたいそうだが、最近はなかなか時間が取れない。「少しお腹のあたりが気になって…」と苦笑いを浮かべる。
○…生コンクリート製造会社である(株)長澤商店の専務を務める。父が創業した会社だが、最初は後を継ぐつもりはなかった。本町小、本町中、伊志田高校を卒業後、大学へ進学。その後、家業を継ぐなら早い方がいいだろうと4年ほど別の生コン会社を経験し、戻ってきた。今では建物やインフラなど、まちづくりに関われるこの仕事を気に入っている。「数十年後に『あの建物はうちのコンクリートを使っているんだ』と胸を張って言いたい」と笑顔を見せた。
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