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秦野版 公開:2014年12月20日 エリアトップへ

日台国際野球大会に南関東選抜選手として出場する 日暮(ひぐらし)矢麻人(やまと)さん 堀西在住 15歳

公開:2014年12月20日

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苦難も力に、より強く

 ○…初めての国際試合。日の丸が描かれたユニフォームに腕を通した時は、少しプレッシャーを感じたという。元旦をまたぐ7日間の台湾遠征に向け、現在、心身ともに鍛え上げている最中だ。ポジションは投手と一塁手。選抜チームの練習ではレベルの高さに刺激を受けている。大会の目標はホームランを打つこと。南関東選抜チームは同大会で過去4年間に3度優勝、2連覇中の強豪チームだ。「3連覇に貢献したい」。強い意気込みを携え、試合本番に挑む。

 ○…野球を始めたのは小学1年生の時。西中学校では足腰を鍛えるため、野球部ではなくあえて陸上部に所属している。「やるからには勝つ」が自分の信念。常に高いレベルを求め練習に励んできた。野球はチームスポーツだが、マウンドに立った時やバッターボックスに立った時の、個人の戦いが醍醐味だと話す。憧れのプロ野球選手は、日本ハムファイターズの大谷翔平選手。野手と投手の二刀流の凄さに釘付けだ。好きなチームは、読売ジャイアンツ。強いため見ていて楽しいと笑顔を見せた。

 ○…中学1年生から約2年半になるリトルシニアでの野球生活。しかしそのうち1年8カ月は、肘の故障との戦いだった。中1の冬、投げ過ぎが原因で痛めてしまい、病院に行くと手術の覚悟が必要だと診断された。「全力でできなくなる」。一度は野球を諦めかけた。しかし、トレーナーとの出会いや両親など周りの人の助けを受け、手術をせず、リハビリでの治療に打ち込むようになったという。「怪我をしたことによって今まで以上に努力した。ケアの大切さも知った」と、苦難も力に変えていく。

 ○…「好きな食べ物はゼリー」とはにかむ表情にはまだ幼さが残る。しかし野球の話をする時は、キリリと引き締った大人の顔だ。来年からは高校生。目指すは甲子園だ。176cmのがっしりとした体格に、輝かしい将来が感じられた。
 

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