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秦野版 公開:2015年9月19日 エリアトップへ

大秦ハイツマンション建替組合の理事長を務める 梶山 欣哉さん 台町在住 75歳

公開:2015年9月19日

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筋を通し、まとめる

 ○…1966年に開店した大秦ショッピングセンターは今年、半世紀の歴史に一度幕を引く。束ね続けること10年、トップはこの顔だ。協同組合大秦ショッピングセンター(同組合は今年6月に解散)の理事長就任と同時に持ち上がった建替え問題を引き受けながらも「俺が理事長だから俺の一存でということは絶対にしない。皆さんの意見を聞いて、筋道をしっかり立てて進める」と2017年完成予定の「大秦ハイツ(仮称)」のスムースな建設、移行を心掛け、関係各所と膝を合わせる。

 ○…早稲田大学法学部を卒業し、警察官や教師の夢もあったが「いつかは継がなきゃな」と思っていたのは慶応元年創業の立花屋茶舗。同センターの発起人6人に20代後半で誘われ「自分の店を駅前に出したかった」と開店から籍を置く。当時、秦野初の5階建てビル。昭和50年前半までは、センター全体で商品が飛ぶように売れ「暮れから正月は大忙し。売れると楽しくてよ」と商人顔を覗かせる。

 ○…座右の銘は「Never put off till tomorrow what you can do today.(今日出来ることは明日まで延ばすな)」と英語でさらり。小学生の頃から英語が身近にあり、大学では英会話サークルに所属。今でも月2回英会話教室に通い、「海外に行っても日常会話は話せるよ」と得意気な笑み。遺跡や史跡、世界遺産を見るのも然り、「現地の人と喋れるってのは楽しいよね」と相好を崩す。

 ○…繋がり、コミュニケーションに熱い理事長は、現在の役割を「まとめる力が必要」だという。「全体をまとめるためには自分の意見を押し殺してでも」と覚悟を口にする。新ビルに入る店舗の要望は多方面から耳に入る。「ビル権利者の意見、お客さんのニーズを聞いて、長い間愛されるように。『あぁよかった』と思われるようにしないと」と襟を正し、「そのためにまだやらなきゃいけないことが結構ある」と未来を見据える。

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