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秦野版 公開:2015年11月21日 エリアトップへ

秦野商工会議所会頭に就任した 佐野 友保さん 今泉在住 68歳

公開:2015年11月21日

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人の役に立つ精神が支え

 ○…「山紫水明、豊かな緑ときれいな水と空気に囲まれた秦野は、本当に暮らしやすいまち。でもそのアピールが課題」ときっぱり。東京や横浜からも近く、古都鎌倉や観光地の箱根もすぐの秦野は、将来人口増加が見込めるポテンシャルを持つと確信している。「多くの人に住みやすい、良いまちと感じてもらい、人口が増やせるかどうかが、将来発展するためのキーポイント」と掲げ、そのためにオール会議所として一致団結し、行政と協力しながら、まちづくりに取り組んでいく覚悟だ。

 〇…創業百十年を迎える老舗の薬局十全堂株式会社の会長を務める。「小さいころから将来は薬局を継ぐものだって思ってきたから」と、抵抗感もなく東京薬科大学卒業後はそのまま家業に。当時はまだ先代が社長を務めていたが、わずか1年足らずで「お前の好きにしろ」と印鑑や通帳などを渡され、社長の座に就くことになった。まだ若かった新米社長の頃を「周りに支えられて続けてこられた。感謝の言葉しかないな」と振り返る。

 〇…ちょっと照れくさそうに「実は子供の頃、体が弱くて…」と話す。体が鍛えられるかと思って入ったのがボーイスカウトだった。ライフワークとなったボーイスカウトの基本理念「人の役に立つ」という考えは、自身を支えるバックボーンだ。現在公益財団法人ボーイスカウト日本連盟常務理事を務める。今年、世界の150カ国以上の国々から3万人が来場して、山口県で開催されたボーイスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」開催にあたり、協賛金獲得のため自ら全国を行脚したという。

 〇…新東名のスマートインターの設置など、変革の時を迎える秦野市。近隣との都市間競争に勝ち抜くためにも、地場の仕事を作り、雇用を確保していくことが重要と訴える。「とにかくこのまちを良くするために何でもしていく」と熱い口調で身を乗り出した。

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