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秦野版 公開:2015年11月28日 エリアトップへ

スポーツチャンバラ「第41回世界選手権大会」基本動作2段の部で第3位になった 竹内 義親さん 柳町在住 45歳

公開:2015年11月28日

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「強い自分でありたい」

 ○…「素直に嬉しい。選手たちがメダルを獲ってくるなか、指導者としてずっと並び立ちたいと思っていた」と満面の笑みを浮かべる。秦野市スポーツチャンバラ協会の常任理事兼紫電塾塾長を務め、子どもたちの指導に当たっている。毎年、大きな大会では選手と審判を掛け持ちしていたが、今年は選手一本に絞りエントリー。初めて「杖」で挑んだ世界選手権大会で3位に輝いた。

 ○…生まれも育ちも秦野っ子。高校卒業後は家業である(有)マルイラジオ商会の後継ぎとして「松下電器商学院」に入塾。1年間、電気工事の技術や商品知識、経営哲学などを学んだ。28歳で3代目としてこれまでの家電販売に加え、電気工事事業を開始。30歳で父が亡くなり、以来、社長として経営を行ってきた。

 ○…スポチャンをはじめたのは9年前。32歳で仲間に誘われ入会した秦野青年会議所で、「日本の心を学ぼう」と委員会メンバーでスポチャンを始めた。もともと格闘技が好きで、ブルース・リーに憧れ手作りのヌンチャクを振り回していた中学時代。それからも身体作りに余念がなく、格闘技には自信があったが、手合せでは年下の選手に敗北した。「顔には出しませんでしたが、内心ではすごい悔しかったですよね」。負けず嫌いが顔を出し、選手として研鑽を積むうちに魅力にとりつかれた。指導者としての面白さにも目覚め、2012年にはA級インストラクターの資格を、翌年2013年には一級審判員の資格も取得している。

 ○…現在は妻と長女、長男と共に4人暮らし。愛車のポルシェを洗車している時が至福の時だとか。子ども2人はスポチャンの選手でもある。「家族で出来るのがいい。それがなかったら今の自分はなかったかも」。強面の相貌だが笑うと一転、優しい表情になる。「強そう、ではなく、強くありたい」。そのための努力は欠かさず、内面から自信が満ち溢れていた。

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