神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2016年4月2日 エリアトップへ

秦野市を拠点とした女子バスケチームVamoS秦野の理事長を務める 信重(のぶしげ) 奈美さん 堀山下在住 29歳

公開:2016年4月2日

  • X
  • LINE
  • hatena

関わるみんなをハッピーに

 ○…「関わる全ての人をハッピーにしたいというのが、掲げている理念です」とまっすぐな瞳で快活な笑顔をみせる。自ら理事長となり実業団チームをトップとした女子バスケのチームを一から立ち上げた。「周りの方たちの温かいサポートのおかげ。女子バスケを通じて秦野を元気にしたい」と抱負を語る。本格的なチームの始動に合わせ3月下旬には秦野に居を構えた。

 ○…ブラジル人の母と日本人の父を持つ。ブラジルで生まれ、幼少の頃の2年間の日本での生活を経て、小学4年生の3月ごろ、北小学校に転校してきた。「早くたくさん友達が欲しかった」という願いをかなえてくれたのがバスケだった。友達に誘われるままに入団したミニバスチームKJr.バスケットボールクラブの指導者のボールさばきに見とれた。「こんな風に格好良くなりたい」。その一念でミニバスに打ち込んだ。「昔から何をやっても長続きしなかったから、きっとすぐ辞めるってお母さんは思っていたみたい」と思い出すようににこり。

 ○…北中を卒業後、秦野南が丘高校(現秦野総合高校)へ進学。「1年間で363日練習した」というほど明け暮れた部活動。「自分の代では県大会2位になったのを始めずっと県で上位だったんです」と胸を張る。神奈川大学在学中の活躍が認められ、実業団の有力チームから声がかかるものの、体調不良から断念。大学卒業後実業団のTOTOでプレーした後、神奈川大学のコーチなどを務めた。

 ○…「5年後にはトップリーグ入りを目指したい」ときっぱり。だが組織は立ち上げたばかり。「まず自分たちが頑張って、チームの魅力を発信していきたい」と足元を見つめる。理事長としてスポンサーや、選手を雇用してもらう企業を探すことなど課題も多い。それでも「最大のミッションは、チームから日本代表選手を輩出すること」と、身を乗り出して夢を語る、大きくて元気な声が響いた。
 

秦野版の人物風土記最新6

渋谷 勝征(まさゆき)さん

5月6日まで宮永岳彦記念美術館の市民ギャラリーで個展を開催している

渋谷 勝征(まさゆき)さん

松原町在住 80歳

5月3日

根倉 安史さん

秦野あきんど育成会の会長を務める

根倉 安史さん

東田原在住 52歳

4月26日

栗林 範之さん

4月1日に秦野駅駅長に就任した

栗林 範之さん

曽屋在住 55歳

4月19日

瀧沢 利一さん

4月1日付で秦野赤十字病院の院長に就任した

瀧沢 利一さん

今泉台在住 61歳

4月12日

山口 勇さん

里地里山フォトコンテストで秦野市長賞を受賞した

山口 勇さん

曽屋在住 81歳

4月5日

秋山 重夫さん

上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める

秋山 重夫さん

菖蒲在住 80歳

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook