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秦野版 公開:2016年9月17日 エリアトップへ

秦野警察署山岳遭難救助隊の隊長を務める 本田 正弘さん 平塚市在住 53歳

公開:2016年9月17日

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「登山は楽しく安全に」

 ○…登山者の救出救援活動や登山道のパトロールなどを行っている秦野署山岳遭難救助隊。総勢78人の隊員を率いる隊長に、9月5日付けで着任した。プライベートでも山に親しんできた新隊長は、『登山は楽しく安全に』をモットーにしながら、山岳遭難が発生した際には迅速な立ち上がりで、「全力を挙げて救助活動にあたります」と隊を牽引していく。

 ○…警察官の制服を身にまとったのは27歳の時。それまでは体育の非常勤講師として過ごしてきた。そして芽生えた「もっと社会貢献したい」という気持ち。神奈川県警を受験し、保土ヶ谷警察署から警察官人生をスタートさせた。県警本部でホームページ制作を担当していたこともあり、そこで広報の大切さを痛感したという。活動や施策を地域に知ってもらわないと意味がないといい、「啓発活動を積極的に行いたい。まずは登山計画書の提出をお願いしたいですね」と話す。

 ○…趣味はジョギング。もともとダイエットのために始めたというが、すぐにのめり込んだ。湘南国際マラソンのフルマラソンに4年連続出場し、昨年は自己ベストの3時間27分18秒でゴールに飛び込んだ。「自分でもタイムに驚いた」というが、日に焼けた肌から自信が感じられる。妻と3人の子どもたちと旅行も楽しむ。古い町並みが好きだといい、大学生の長男が住む京都がお気に入りだ。

 ○…山岳遭難救助隊と関わるのは初めてではない。実は、県警本部時代に秦野署を含む山岳6署合同訓練の計画を担当し、訓練時は一緒に山に入り叱咤激励を送っていた。そんな過去もあり、「もともと仲間意識のあった」隊員に異動を告げると、歓迎ムードでうれしかったという。隊員に対して「救助技能レベルが皆高いので、心配は全くしていない」とキッパリ。関係団体との連携を密にし、「よりいっそう絆を深めて更なるレベルアップを図りたい」と力強い眼差しを向けた。

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