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秦野版 公開:2017年11月10日 エリアトップへ

​フラダンスイベント「丹沢の山々に抱かれて〜マウカホイケ」で実行委員会代表を務めた 山本 哲史さん 曽屋在住 38歳

公開:2017年11月10日

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やるなら本格的に

 ○…​ハンドメイドのパウスカートやアロハシャツ等を販売する店SLow(落合)を経営するようになってから市内でフラの発表の場が少ないことを知りイベントを企画。ハワイ在住のサーフィン友達に丹沢を案内した際「ハワイの山に似てる」とヒントをもらい、自然に囲まれた野外での開催を決意。11月5日、秋晴れの県立秦野戸川公園で、華やかなフラダンスの踊り手たちの笑顔が弾けた。譲らないのは”本物”へのこだわり。「出演者の方にはなるべくカヒコ(古典フラ)をお願いしました。見た方に本来のフラダンスのイメージを届けたかったので」

 ○…​堀山下出身。小学生の頃ブームになったマウンテンバイク、高校生で先輩から誘われて始めたサーフィン…自然の中で体を動かす瞬間が今も趣味として生活を彩る。会社員だった25歳、父から家業の山屋食品工業(株)へ誘われ入社。NECの研修所の食堂で厨房に立ったことも。昨年10月、父から会社を継いで社長に就任し、時代の流れを汲んでカフェの経営を始めた。

 ○…多くの人に親しまれる丹沢の自然を後世に残そうと10月に仲間とNPO法人「丹沢を愛する会」を設立した。自分たちの手で登山者やサイクリストへアンケート調査を行い、水源保全、登山道整備、里山再生等を図りながら、鹿の食害やヤマビルの発生、自転車利用者のマナー等の問題解消に向け取り組んでいく。

 ○…新しい風を吹かせようとする時、反発は付き物。夢を語ったとき周囲から「考えは素晴らしいけど、具体的にはどうしたいの?」と言われ「綺麗事では受け入れられない」と実感した。NPOの活動では自然、経済活動、人々の暮らし…それぞれのバランスを大切に、助成金に頼らない現実的な運営を目指しており、その姿勢に「説得力がある」と認めてくれる人も増えた。「身の丈にあった、地域の人に愛されるものを長くやっていきたい」。控えめな決意に本気が現れていた。
 

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