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秦野版 公開:2018年5月18日 エリアトップへ

秦野商工会議所青年部の会長に就任した 岸 善久さん 萩が丘在住 45歳

公開:2018年5月18日

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豪快な活動、未来志向の視点

 ○…今年度のスローガンを「継(つながる)〜過去から未来へ 人から人へ」とした。「これまでの先輩方の築いてきた活動や精神を次世代へしっかりとつなげていきたい。そして秦野から市外、県外へと広げていきたい」そんな熱い想いが言葉として溢れ出る。

 ○…中小企業の後継者問題がクローズアップされるなか、自身は時計や宝飾、メガネやコンタクト、補聴器などを扱う有限会社キシ商会の4代目を担う。同店は戦後渋沢駅前で創業、地元の顧客を中心に営業が続く。「ずっと父の後ろ姿を見て育った。子どもの頃からいつかは店を継ぐものだ」とブレずにずっと考えてきた。専門学校を卒業後、一時修業の意味を込めて働きに出たが、心はいつも故郷に。2年後に父のもとに戻り、メガネの販売を担うようになった。

 ○…「最近はめっきり遠のいちゃったけど釣りが好きで…」と楽しげに笑う。何とトローリングで100kg超のカジキを釣り上げたり、豪快なカツオの一本釣りをしたり。時には難しくて敷居が高いと言われる船の深場釣りで、キンメダイを狙うこともあるというから筋金入りだ。釣果は自ら包丁を振るい、料理を作って家族に振る舞うこともあるのだとか。

 ○…自身の店は地域密着にこだわる。チェーン店との差別化を図るサービスを重要と捉える。「親子3世代でご利用いただいているお客様もいらっしゃいます」と胸を張る。地域を愛する気持ちは青年部の活動にもつながっている。「秦野市が活気あふれるまちになるためには、市内の商工業の発展が不可欠。そのためには若手の人材が育ってくることが大切」と言葉に力がこもる。組織のリーダーとしてメンバーを束ね事業に臨む、「秦野の未来が素晴らしいものになる」と信じて。

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