秦野市西商店会連合会の会長に就任した 桐山 浩幸さん 柳町在住 52歳
フル稼働の情熱家
○…『温故知新』の言葉を胸に、地域を盛り上げる。秦野市西商店会連合会の会長として商店街への集客力の向上や若手後継者・若手経営者の育成、空き店舗対策などに取り組んでいく。「前会長がやったことを継承しながら何かできることをやっていくしかない」と熱く目を輝かせた。
○…「楽しいことは？」の質問に、「仕事」と即答した。創業以来、半世紀以上の「クリーニングきりやま」２代目代表取締役。「１点１点を大事に」と真剣な眼差しで語る姿勢に、妥協しない仕事ぶりがうかがえた。店には集配用の車が４台あり、小回りがきくところを持ち味としている。秦野市だけでなく市内外を駆け回る。こだわりは、笑顔でハキハキとした接客。「お客様のお役にたてる店でありつづけたい…」をモットーに、型にはまらないクリーニングを手掛けている。
○…40歳まで秦野青年会議所に所属し、様々なまちづくり事業に取り組んできた。中でも思い出に残っている事業は、中学生が企画運営した車椅子バスケを体育館に誘致したこと。そのサポート役を担い、若い世代を後押しした。「こういう若い世代を応援する活動を継続していきたいよね」と振り返る。２００３年には理事長に就任し、同会議所の40周年を盛り上げた。式典事業として「青年劇場」を呼ぶなど、行動力と実行力が輝く。
○…柳町商店会会長を８年務めてきた経験もあり、これまでの経験や知識を活かす。今まで西商連がやってきたことや現状を把握し、何ができるか模索中だ。「地域が頑張っていけるようなことを手掛けていきたい」と声に力がこもった。将来の夢は「笑顔のある街並みづくり」だといい、各商店街の皆と地域の皆が笑いあえる街にしたいと意気込む。
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