公益社団法人秦野青年会議所(秦野JC)の2019年度理事長を務める 岩田 純一さん 堀西在住 38歳
未来に向かい基盤づくり新たに
○…56年間続く秦野JCのメンバーであることに誇りを持ち、何事も楽しみながら真剣に取り組んでいく。そんな決意をもって、今年度のテーマに「PRIDE」を掲げた。会員拡大に力を入れるため、今年度は委員会をひとつに集約する改革を断行。今後の発展に向けた足固めの年とし、「シニアクラブの先輩方の協力も仰ぎ、皆で一丸となって事業に取り組みたい」と話す。まずは伝統事業である秦野たばこ祭での「ジャンボ火起こし綱引きコンテスト」を大成功に導きたい構えだ。
○…2011年、当時勤めていた会社の上司が卒業するため、入れ替わりで秦野JCに入会。「初めは何をやっている団体なのかわからなかった」と苦笑する。まちの活性化をめざし、様々なまちづくり提案や活動を行うなかで、異業種の仲間が増えた。「遠慮なく言い合い、議論できる仲間がいるのは貴重。強い絆を感じています」と話す。
○…西小・西中を卒業後は小田原城北工業高校に進学。製図に興味を持ち、建築関係の専門学校へ。卒業後は不動産会社に就職した。会社勤めを続けていたが、2015年、まちづくり委員長を務めたことが自己の意識改革につながった。「今まで上に立ったことがなかったんですが、委員長を経験したことで人の動かし方を学んだ」と話す。この経験が起業への自信につながり、2017年に独立。現在は(株)不動産マルシェの代表取締役を務める。
○…マイペースなところがあり、常に自然体。あまりガツガツしたタイプではないが「今までこうなりたい、こうやりたいと思ったことは実現できてきたと思う」と笑う。新たな時代の幕開けに立ち会う今年、リーダーとして未来に向け、盤石な基礎づくりに改めて着手していく。
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