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秦野版 公開:2019年1月18日 エリアトップへ

鶴巻地区すんでよかったまちづくり委員会の委員長を務める 宮川 邦生さん 鶴巻南在住 69歳

公開:2019年1月18日

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控え目な先導者

 ○…鶴巻温泉駅南口の整備完成、子育て支援の新たな拠点づくりなど変革の時を迎えた鶴巻は生まれてからずっと住み続けてきた場所。鶴巻地区自治連・同社協の会長、そして民児協や商店街等も含めた鶴巻地区すんでよかったまちづくり委員会の委員長を兼任し、もうすぐ3年が経つ。「私は名ばかりの長。地域活動に協力的な人が多く感謝しています」と謙遜する。

 ○…研究用冷凍機メーカーに勤務する父と、母の間に生まれた一人っ子。「父はシベリア抑留の経験を語ってくれたり、ひかりの街が整備される前の”どぶっ田”で一緒に蛍を見たりしてくれた。捕った鰻やドジョウは家族で食べました」と懐かしむ。結婚後、育った家で娘2人を育てた。母は9年前に亡くなり、今は父と妻の3人暮らし。「父の100歳の誕生日に娘と孫たちが来てお祝いをするんです」と嬉しそうだ。

 ○…「幼い頃、母や親戚から『邦生ちゃんは先生に向いている』と言われ、その気になった」と笑う。大学卒業後、中学校の数学科教師に。校長から依頼されれば、野球部のほか、バレーボール部、サッカー部、ハンドボール部など未経験の運動部でも顧問を務め、優秀選手を輩出。サッカーの公認審判員3級も取得した。「休日も部活動で忙しかった。今も自治会の仕事で家にいないから、妻は夫源病にならないです」と冗談めかして話す。

 ○…「人と話す事が認知症予防になる。多いに”家出”して下さい」。社協が主催するサロンへの参加を笑顔で呼び掛けるのも、地元を愛するが故。「鶴巻は富士山や大山を望めるあじさい遊歩道があり、素晴らしい所。今後も住んでよかった鶴巻、住みたい鶴巻を皆で作っていけるよう、若い世代へのバトンタッチを考えながら、輪を広げていきたいと思います」

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