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秦野版 公開:2019年3月1日 エリアトップへ

第18回全日本マスターズレスリング選手権大会58kg級で優勝した 大川 弘毅さん 並木町在住 34歳

公開:2019年3月1日

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努力を惜しまず、目指す先へ

 ○…「久々の試合で緊張しました」。試合は、大学を卒業して以来約10年ぶり。トレーニングはしていたが、試合から遠ざかっていたこともあり不安があった。初戦は相手にリードを許しポイントを取られ追う展開に。そこでスイッチが切り替わった。「やってやろう」と闘争心に火が付いたという。眠っていた力が蘇り逆転勝利。その後は順調に勝ち優勝を手にした。

 ○…出身は群馬県。高校生の時、身長の低さを生かそうとレスリング部に入部した。基礎から学び練習に明け暮れた。最初は勝てずに悔しさばかり。それでも諦めなかった。高校時代は関東大会優勝、全国大会では3位に輝いた。大学でも続け、第61回国民体育大会で3位に輝いた。しかし、自分の実力に限界を感じ、選手としては大学できっぱり区切りをつけた。

 ○…大学卒業後、群馬県内の消防署で3年間勤務。その後、妻の出身地秦野に移り、改めて秦野市消防署を受けた。現在、救助隊員として勤務する。「危険な場所でも、人命を救うのが仕事」。職務の話になると柔和な表情から一変、キリっとした表情に変わった。救助隊はチームでもあるが、現場での個々の判断力が問われる。「日頃の訓練の積み重ねが大切。訓練はうそをつかない」。その姿勢は学生時代から変わらない。毎日の訓練は無駄にならないという信念が支えになっている。

 ○…子どもたちが通うレスリングクラブのコーチを務めている。10歳の長女と7歳の長男も同クラブに通う。「活躍できる選手が誕生するといいですね」と期待を寄せる。休みの日には山に登ることも。秦野に来てから山が好きになったという。「山岳救助も任務のひとつ。山を知っておかないといけないと思い登るうちに好きになりました」と柔和な表情に戻った。

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