2020年秦野市新成人のつどい実行委員長を務める 原 秀彰さん 戸川在住 20歳
「とにかくやってみる」
○…新元号「令和」初の成人式となる今回、テーマは『令和動きます〜変革のときを刻む〜』。「今まで周りにあった環境やお世話になった人への感謝を大切にしながらも、私たちらしい自由な令和をつくっていきたい」という思いが込められている。実行委員会では話し合いの前にアイスブレイクを取り入れるなど、コミュニケーションが取りやすくなるように努めた。実行委員長になった理由は「人生一度きり。せっかくの機会だから」。
○…北小・北中、秦野高校出身。何事も進んで取り組む性格で、中学・高校では生徒会に所属した。高２の時には学級委員長と生徒会長を兼任し、「修学旅行も億劫になるほど忙しかった」と苦笑い。そんな激務をこなし３年生になり、２年時のクラスメイト全員からメッセージカードをもらったことが１番印象に残っている。「一人ひとりそれぞれの言葉で書いてくれていて感動しました。それから自分も友人の誕生日には手書きのカードをあげたりするように」と目を細めた。
○…現在は横浜国立大学教育学部に通い、教員になるために奮闘中。「自分のやりたいことをなぜやれてるかと考えた時に、認めてくれる先生ばかりだったことが大きかった」。授業の傍ら、学童やアシスタントティーチャーのアルバイトをこなし夢に向かって邁進している。
○…卓球と手話のサークルに所属。卓球は中学の時から続けているという。手話は、大学に入り耳の不自由な人に出会い、使えた方が良いと思って即座に入会。「自分ができることはとにかくやってみる。たくさんの経験を積み、自分が悩んできた経験を教員になって生かしたい。学び続ける教師になりたい」と目が輝いた。
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