第12回県人会フェア実行委員長に就任した 福永 嘉弘さん 今泉在住 72歳
柔和な笑顔とみなぎる意欲
○…初めての実行委員長を務めるにあたって、例年以上に準備期間を費やしてきた。「もっと来場者を増やしたい。フェアをきっかけに、県人会というものを知ってもらって興味を持ってもらいたい」と、間近に迫るイベントに向け、並々ならぬ意欲を見せる。
○…鹿児島県出身。高校を卒業後、平塚にある横浜ゴムに就職。「『横浜』っていうから横浜市にあるのかと思ってたんだんだけどね…」と笑うものの、定年まで同社で勤め上げた。職場で知り合った夫人と結婚し、実家のあった秦野に居を構えたという。知り合いの紹介で鹿児島県人会に入り、現在同会の会長を務める。鹿児島県人会は春の花見やバス旅行、バーベキューなど行事が盛りだくさん。鹿児島名物焼酎で一杯やりながら同郷と鹿児島弁での話に花が咲く。
○…リタイア後も同社OB会の役員を務めたりボランティアに参加するなど、充実の毎日。そんな中最近目覚めたのがオートバイ。125ccの愛車にまたがり、颯爽と風を切って走る。「いつか、バイクで日本一周ツーリングなんか出来たらいいな」と、ひそかな野望を打ち明けてくれた。その一方「役職や趣味など、好きなことができるのも妻の理解と協力のおかげ」と感謝の気持ちを忘れない。
○…昨年まで同実行委員長を務めてきた秦野市県人会連合会長の森田明見さんと二人三脚で、フェアの構想を練ってきた。郷土芸能の発表に関しては民謡・民舞にこだわらず、子どもや若い方でも楽しめるものにしたと力を込める。また物産展も極力珍しいものを用意するよう努めたという。「全国を旅したような、楽しい催しにしたい。是非ご来場ください」と柔和な笑顔で意欲を見せた。
|
<PR>