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秦野版 公開:2020年11月20日 エリアトップへ

気鋭のフォトグラファーとして国内外で活躍している 関 健作さん 千村在住 37歳

公開:2020年11月20日

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被写体の真実 写真で追求

 ○…順天堂大学で学びながらハードル選手として活躍。そんな日々の中タイムが伸び悩み壁に当たった時「幸せの国、ブータン」を紹介するテレビ番組にインスパイアされ、青年海外協力隊に応募。2007年から3年間、ブータンで小中学校の体育教師を務めた。現地の言葉「ゾンカ語」は分からなかったが、「やって見せてで何とかなりました」と笑う。「道具もなくて、自分たちで作るところから始めて。でもかえってそれが楽しかった」と懐かしそうに振り返る。

 ○…帰国後は、大学時代に取得していた教員資格を生かしていったん教諭の道に進むが、葛藤の末「人生自分が本当にやりたいことをやりたい」と、写真家として歩み始めた。写真は中学生の頃、叔父から譲り受けた一眼レフまで遡る。ブータン赴任時に携えた愛機の、ファインダー越しに感じる現地の空気感や人物の表情は、新鮮そのもの。「日本にはない景色、とても惹かれました。時には一日3000枚の写真を撮った」と振り返る。

 ○…2017年には若手写真家の登龍門と言われる「名取洋之助写真賞」を受賞したほか、これまでに様々なコンクールで入賞。また、病で余命宣告を受けた青年海外協力隊の仲間の姿を記録したドキュメンタリープロジェクトなどが高い評価を得ている。

 ○…妻との間に子どもが一人。その子の教育や環境を真剣に考え今年6月、秦野に移住した。現在念願のマイホームを建築中。趣味は登山、最近はボルダリングも。「山はいい。疲れても癒されます」としみじみ。今年完成した「はだの丹沢クライミングパーク」の撮影も手掛けた。「山があって水が美味しい。秦野は良いまち」という言葉から秦野愛が溢れた。

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