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秦野版 公開:2021年4月16日 エリアトップへ

70周年を迎えた秦野市子ども会育成連絡協議会の会長を務める 竹内 房枝さん 南が丘在住 71歳

公開:2021年4月16日

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子どもたちの笑顔のために

 ○…秦野市内には現在38の子ども会があり、会員数は約1700人(2月末現在)。子ども会育成連絡協議会は地域の子ども会の活動を支える組織だ。通称「秦子連(はだこれん)」は今年春に70周年を迎えた。昨年から続くコロナ禍でここ1年活動もままならない日々が続いた。70周年のお祝いはお預けとなったが、役員らの尽力で、節目の記念誌が完成した。

 ○…近年子ども会への加入の減少、子ども会自体の減少が課題となっている。秦野市の子ども会の加入率は10年前の約半数。減少の背景には、塾や習い事で多忙な子どもたち、保護者の共働きや核家族化など生活スタイルの変化もある。しかし「子どもを地域で見守り育てる組織が子ども会。子どもたちの笑顔のため、地域ぐるみで子どもたちを守るためにも必要な組織。どうやったら存続できるか」と試行錯誤の日々が続く。

 ○…兼任で会長を務めている南地区では、忙しい保護者にかわって、子育てを終えた60代〜70代がボランティアスタッフとして子ども会の運営にひと肌ぬいでいる。コロナ禍に見舞われたこの1年、子育ての悩みにも応じてきた。「子ども会が消えかけている地区でも、可能性を見出したい」と新たな子ども会の在り方を提案する。

 ○…公立幼稚園に36年勤めた。絵本を通じた教育の大切さを実感。5年前、尾尻に「家庭文庫おはなしハウスたけうち」を開設。蔵書数は幼稚園教諭時代から買い集めていた約5000冊。子どもたちが自由に訪問でき、絵本を読んだり、工作をしたり、遊べる場となっている。「秘密基地」と呼ぶそこは、一歩足を踏み入れると幸せの香りがする。「子どもたちに故郷と思ってもらえる場所を作りたい」と顔をほころばせた。

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