「インハイ〜一票に想いを乗せて@高校生議会」を主催する学生団体E4代表に就任した 齊藤 初依(うい)さん 堀川在住 17歳
「一歩前進の勇気」を大切に
○…「高校生が何を考え、どう街を変えていきたいか、内に秘めた想いを知ってほしい」。前を見据え、真剣な表情。「インハイ〜一票に想いを乗せて@高校生議会〜」を主催している高校生の団体「E4(イーフォー)」の代表として力が入る。
○…堀川小、西中出身。中学の時に次世代のリーダー育成を図る秦野市のピアリーダー研修会に参加した際に、E4の初代メンバーとグループが一緒に。その後、進学した小田原高校で再会、誘われて入会した。「秦野が好きで『秦野っていいよね』って言われるのが嬉しい」と郷土愛も深い。昨年、コロナ禍で経営が厳しい飲食店を応援しようとSNS上で紹介した活動では、店や店主の魅力を発信。SNSを見た人からの反応も良好で「地元に貢献できている」と実感したそうだ。
○…これ、と決めたら打ち込むタイプで、昔から続けてきたのはサッカー。高校進学の際に将来性で悩みクラブは引退したが、この先もサッカーに関わりたいと審判資格を取得し、違うステージで活躍している。高校は軽音楽部として情熱を燃やす。「一生懸命やるからこそ思い出になる」。ポリシーは「最後に楽しかったと思えることをする」。3年になった今”教師”という次の夢に向かってひた走る。
○…学生の発表の場としている「インハイ」。今年のテーマを政治に紐づけたのは「若い人に政治にかかわってほしいから」。避けていては何も変わらない。「どこかからでも少し、今までと違う風を吹かせないと」と語る。6月20日の開会式と顔合わせを経て、残すは7月28日の本番。議論した内容は秦野市に政策提言をする予定だ。「自分の想いを伝えるという経験が、次にまた一歩踏み出す勇気になる」。期待と熱い想いを込める。
|
<PR>