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秦野版 公開:2021年11月12日 エリアトップへ

自身の経験を通して子どもたちの未来づくりに力を注いでいる 大塚 たかしさん ミュージカル俳優・講師 47歳

公開:2021年11月12日

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生きる指針 見いだして

 ○…劇団四季出身の現役ミュージカル俳優。数々の大舞台でメインキャストを務めた。その華やかな経歴を持つ俳優が、いま力を注いているのが地元秦野・平塚でのダンスや歌、演技など総合芸術「ミュージカル」を通した子どもたちの情操教育だ。手伝っていたスクールののれん分けという形で、平塚と秦野で代表講師としてスクールを開設。表現者である自身の活動も並行しているが「まずは講師としての仕事に没頭」している。

 ○…ミュージカルとの出会いはバンドを組み、青春を謳歌していた高校時代。文化祭でオペラ座の怪人を披露することになり、本物の四季の舞台を観に行ったことがきっかけ。「こんなにすごい芸術があるんだ」と感動と衝撃を受けた。以来、観劇に通いつめ、入団したい一心でアルバイトをしながらレッスンを受けた。晴れて入団したのが1994年。「ライオン・キング」「キャッツ」など誰もが知る舞台で大役を演じた。その中でも最も憧れた舞台「ジーザス・クライスト=スーパースター」のシモン、ヘロデ王役を演じたときは、「夢のようだった」と語る。

 ○…退団後は豪華客船飛鳥IIでイベント企画やレビューショー、司会なども経験。大切にしている想いは、演劇を通じて「人生は素晴らしい、生きるに値する」と伝えてきた劇団四季創設者の浅利慶太氏の言葉だ。子どもたちには多角的な芸術・ミュージカルを通して「人生を前向きに生きる指針を見いだしてほしい」と熱く語る。市内の医療機関でパフォーマンスを通したボランティア活動も行っている。夢は夫婦で自分たちのスタジオを持つこと。「これまでの経験を通して地域活動にも積極的に参加していきたい」と地元密着の目線が嬉しい。

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