秦野青年会議所（秦野JC）の2022年度理事長に就任した 今野 翔さん 曽屋在住 39歳
仲間を信じ、猪突猛進
○…スローガンに掲げたのは「人と人との心組み」。今年度は、コロナ禍では控えざるを得なかった事業に取り組み、なるべく対面も取り入れながら様々な人々と関係を築いていくのが目標。「新入会員の経験作りもしていきたい。来年につながるよう、活動の幅を広げていけたら」
○…自身の入会は32歳のとき。秦野ＪＣが主催する交流事業に誘ってもらったことをきっかけに、交友関係を広げようと入会した。市民参加型イベントや研修事業など、これまで関わってきた事業の中で印象に残っていることはたくさんあるが、なんといっても会の魅力は「仲間づくり」と即答。「困った時にいつも気持ちよく助けてくれるのはＪＣのメンバー」だといい、頼りにしている。
○…小田原市出身。小学２年の時に秦野へ引っ越してきた。父が創業した(有)ハウスプロジェクトで子どもの頃から大工仕事を手伝っていたという。工業高校卒業後は大工として修行。11年前に父が他界し、以来、母と二人三脚で会社を支えてきた。現在は専務として大工を監督する立場だ。「この仕事で学んだ人と人との関わり方が、自身の基盤になっている」と話す。実は会のスローガンに掲げた言葉も、宮大工・西岡常一氏の言葉に由来したものだそう。
○…趣味は読書。ジャンルを問わず何でも読む。自分の中で「これ」と決めたことには猪突猛進タイプだ。「でも、なんでもすぐ信じちゃうから、仲間から心配される」と笑う。２０２２年のスタートは会員12人という少人数となったが、会全体の雰囲気は良い。「この雰囲気の良さを一年かけてみんなに伝えられれば、会員増強にもつながる。一緒に活動する仲間を増やしていきたい」と胸を張った。
秦野版の人物風土記最新6件
|
|
＜PR＞
