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秦野版 公開:2022年4月8日 エリアトップへ

写真展「秦野戸川公園22年の歩み」を4月19日まで開催している 伊熊 純一さん 三屋在住 73歳

公開:2022年4月8日

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ささやかな自然届けたい

 ○…秦野戸川公園パークセンターで写真展を開催中。2000年から撮り続けた同公園の写真3万枚の中から、創世記・発展期・円熟期に分けて展示が行われる。現在は「創世記」の展示に加えて、チューリップをテーマにした展示も実施。はじめは子どもや孫の写真を撮影するため訪れた公園だったが、その魅力にどっぷり。季節の花などの移ろう姿を収めるため、多い時には週に3回足を運ぶ。「戸川公園の今昔を見てもらえれば」と目を細めた。

 ○…大分県生まれ。小学5年生の時にアマチュア無線電話級に合格し、地元紙にとりあげられたことも。「その新聞がきっかけで、自衛隊のお兄さんから真空管などを送っていただいたことはありがたかった。それを使って無線機を組み立てました」と懐かしむ。その後、宮崎大学電気科を卒業し日立製作所神奈川工場に入社。以来秦野で50年以上を過ごす。

 ○…会社務め中の1990年頃、同僚に勧められてフィルムカメラに出会ったのがカメラ道の始まりだった。「試行錯誤できる表現の奥深さが良い」と声を弾ませる。退職後はサークル等で本格的に写真を学び始めた。「近くを散歩したり、戸川公園をウォーキングする道すがら、道端に咲いている花を撮って皆さんにお知らせする『ささやかな花などの自然の報道カメラマン』でありたい」と笑顔で話す。

 ○…当時撮影していた孫は高3と中2に。毎週土曜日には皆でご飯を食べ、家族団らんのひとときを過ごしている。SNSも使いこなし、写真を投稿。フォロワーからアドバイスを受けることもあり、参考にしているとか。今回の写真展に加えて、集大成となる写真展示をすることが夢。ささやかな撮影の旅は続いていく。

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