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秦野版 公開:2022年4月22日 エリアトップへ

秦野市農業後継者クラブ「秦友会」の会長に就任した 高橋 勇太さん 西大竹在住 35歳

公開:2022年4月22日

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「美味しい」を届けたい

 ○…秦野の特産品・落花生の若手生産者。「若者の会として交流を大切にしていきたい。コロナ禍で積み重ねてきたものがとぎれてしまったが、皆で一つの物事に取り組んで、若手の結束を高めたい」と意気込む。昨年メインイベントであるデントコーン迷路はできなかったが、会員の畑を回って勉強会を行ったり、インスタグラムで活動を発信したりと工夫して活動を続けてきた。

 ○…南が丘小・中、伊志田高校を卒業後、北里大学獣医畜産学部生物生産環境学科へ進学。卒業後は害虫駆除の会社に就職したが、父が体調を崩し農業の手伝いのため退職。その後一時不動産会社に就職するも、父の体調が再び悪くなり農家を継ぐため、かながわ農業アカデミーで農業を学んだ。天気に左右される中で生産していく苦労を噛み締める一方、「自分の考えで、作業効率を考えて工夫してやっていけるところが面白さ」と農業の魅力を語る。生産者同士の情報交換会への参加や、他県の生産者を訪ねるなど勉強・検証を重ね、美味しい落花生の安定生産に努めている。

 ○…エッセイや自伝など読書も嗜む。「母が小6まで寝る前に本を読んでくれて、分厚い本も読み聞かせをしてくれて、本を読むことは良いことだと教えられた」と話す。今も週に1冊は本を読む。「本を読むことで、明日からの行動が変わります。考え方が変わって、生きるのが楽になる」とほほ笑んだ。

 ○…3歳の娘と妻の3人家族。日々変わる子どもの成長に心躍らせる毎日だ。将来はキッチンカーを始めるのが夢。移動販売で直接落花生を売ってみたいと声を弾ませた。「地域の特産物として、皆さんの熱意に自分も協力していきたい。美味しいものを届けたい」と思いが溢れた。

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