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秦野版 公開:2022年5月27日 エリアトップへ

秦野警察署長に就任した 岩渕 浩二さん 秦野市在住 53歳

公開:2022年5月27日

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”連帯”築き安全安心のまちに

 ○…秦野署には2008年に警備課長として着任した経歴がある。3月22日付で今度は署長として戻ってきた。「秦野はおやじさん、お袋さん方をはじめ地域の皆さんが協力してくれている。その雰囲気は昔と変わっておらず懐かしい。市民の期待に応えるため、成果という説明責任を果たしたい」と語る。

 ○…青森県出身。「思い起こせば小学校の卒業アルバムに将来の職業にパトカーに乗っている自分の絵があった」と振り返る。「正義を全うしたい」と1988年に神奈川県警で警察官を拝命、小田原署の交番勤務からスタートし、以来、警察庁警備局への出向や県警第二機動隊副隊長などを経ながら、警備畑を歩んできた。自身としては初の署長職。「秦野署管内での刑法犯認知件数は20年前と比較し約85%減。これは警察と地域の連帯があってこそ」と強調。これまでのキャリアによって培った危機管理能力を生かしながら、団結力の必要性も強く感じているという。

 ○…その団結力を学んだのは野球から。今でこそ高校野球強豪校がある青森県だが、自身が高校時は不遇の時代で一勝をめざして白球を追いかけた。警察官となってからも着任先で仲間と共に野球チームを立ち上げ、監督兼選手として地元チームと試合をしたことも。「みんなで一緒にやるということが好きなのかも」と朗らかに笑う。

 ○…秦野署は東丹沢を管轄し、山岳救助対応があるのも特徴。登山シーズンを迎え「最大の使命は人命救助。”救助に際し自らも負傷しない”を重視しつつ、有事に即応できる態勢を維持したい」と話す。署長として「市民を守るのはもちろん、署員、そしてその家族も含めて守るという信念をもって仕事をしていく」と声に力を込めた。

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