神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2022年7月22日 エリアトップへ

スタンドアップパドルボード(SUP)のインストラクターを目指す 佐久間 千地(さんじ)さん 羽根在住 14歳

公開:2022年7月22日

  • X
  • LINE
  • hatena

夢に向かって漕ぎ続ける

 ○…ウォータースポーツの一つで、専用のボードの上に立って一本のパドルを漕ぎ、海などの水面を進む「スタンドアップパドルボード(SUP)」。そのインストラクターになるため、挑戦を続けている。今年は、「上級救命講習」の認定証と市内中学生では珍しいという「応急手当普及員」の資格を取得した。

 ○…資格を取ったきっかけの一つに、妹への思いがある。「持病持ちで、何か手助けできることがないかと考えた」とやさしい眼差しで話す。上級救命講習では心肺蘇生法などの応急処置について受講。応急手当普及員では試験1日目に座学、2日目に自身が講師となり指導する実技が行われた。「自分が講師をすると直前に知ったので、前日の夜中3時まで資料作りをした」と苦労を滲ませる。当日は足が震えながらも、50分間の講習を見事やりきった。

 ○…SUPを始めたのは約4年前。「父との時間が好きで、父の影響で始めた」と顔をほころばせる。現在は両親と妹2人と、月4回ほど山梨県や長野県などの湖へ。「水の上を散歩しているみたい。大自然を感じられるところが魅力」と話す。母のSNSアカウントでは、自身のSUPの様子も発信。「いろんな人に興味を持ってもらえたら」と笑顔が輝いた。

 ○…北中の3年生で、週に3日塾に通い受験勉強に奮闘中だ。学校では生活委員長を務め、昼休みのボール管理や制服のチェックなどを行う。「一つひとつ細かなところを見ていけて楽しい」と委員長の仕事にも熱を入れる。夢に向かって、両親からの教えである「危険なところを理解し、ルールを守って楽しむ」を意識し、「いろんな人にSUPの楽しさを伝えられるようなインストラクターになりたい」と声を弾ませた。

秦野版の人物風土記最新6

渋谷 勝征(まさゆき)さん

5月6日まで宮永岳彦記念美術館の市民ギャラリーで個展を開催している

渋谷 勝征(まさゆき)さん

松原町在住 80歳

5月3日

根倉 安史さん

秦野あきんど育成会の会長を務める

根倉 安史さん

東田原在住 52歳

4月26日

栗林 範之さん

4月1日に秦野駅駅長に就任した

栗林 範之さん

曽屋在住 55歳

4月19日

瀧沢 利一さん

4月1日付で秦野赤十字病院の院長に就任した

瀧沢 利一さん

今泉台在住 61歳

4月12日

山口 勇さん

里地里山フォトコンテストで秦野市長賞を受賞した

山口 勇さん

曽屋在住 81歳

4月5日

秋山 重夫さん

上公民館で開催している「四季の絵手紙教室」の講師を務める

秋山 重夫さん

菖蒲在住 80歳

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook