秦野市副市長に就任した 高村 栄二さん 横浜市戸塚区在住 65歳
大胆細心、仕事に誇り
○…「昔の名刺を整理していたら、市職員時代の高橋昌和市長の名刺が出てきた。縁を感じたし、縁の力を大切にしたい」としみじみ。早稲田大学大学院修士課程修了後、神奈川県職員に。定年まで様々な役職を歴任し、2014年に定年退職。その後首都高速道路株式会社で4年間勤め、民間企業も経験した。土木建設分野のスペシャリストとして、また市と県を繋ぐパイプ役として秦野のまちづくりに重責を担う。
○…大学院では橋りょうについて研究。ローマ時代の建築物が今なお残るように、橋や建物などの構造物は、その時代の人々の暮らしを便利にするとともに、後世に残る。「建築分野の仕事に携われたことに誇りや喜びを感じます」と言葉に力を込める。
○…秦野市の印象について「山と緑、そして川や水といった自然の豊かさ溢れる一方新東名の建設が進むなど、神奈川の縮図」と話す。そんな秦野で働くことができることに喜びを感じる。これまでの豊富な経験を生かし、副市長として自身が担う、建設や産業・観光、上下水道他の分野で手腕を発揮していく。
○…生まれも育ちも横浜。現在も戸塚区に暮らす。サッカーに熱中した青春。ゴールキーパーとして高校時代は関東大会準優勝なども経験した。社会人になっても県職員のチームに所属しサッカーに親しんだ。「今はウォーキングくらいかな」と穏やかに笑う。
○…座右の銘は「大胆細心」。「計画段階ではよく調べて慎重に、決定したら思い切って進めることが大切」と、身を乗り出す。副市長就任に当たり、職員に特にチームワークの大切さを説いた。「まちづくりは皆が一つの方向に向いてこそ大きな力を発揮する。職員のモチベーションを高めたい」と笑顔を見せた。
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