「1年を総括」 寄稿34 区民の"思い"さらに市政へ 横浜市会議員 斉藤しんじ
4月の市議選で2期目の当選をさせていただきましたが、その1か月前の3月11日に東日本大震災が発生し、多くの地域で甚大な被害を受けました。そこで本年は、様々な震災対策を推進することが最優先の取組みとなりました。被災された方々から状況をお聞きし市政に反映させるとともに、被害現場を直接確認し緊急的な対策も進めてまいりました。放射線汚染対策については引き続き取組んでいますが、今月の議会では、子どもたちがよく利用する公園や学校等の周辺道路でマイクロスポットの測定が決まりました。測定結果についてわかりやすい公表を要望しています。また、市内沿岸部に津波警報システムを設置することが決まりましたが、聴覚障がいのある方や、日本語を理解できない外国人にも伝わるような手段を取るよう求めています。
教育分野でも成果が
その他、教育の分野では、いじめ・不登校等の課題に専門的に対応する児童支援専任教諭が平成26年度までに全市立小学校に配置されることが決まりました。保育所待機児童対策として各区役所に「保育コンシェルジュ」を配置することも我が党の提案で実現しました。また今夏に、障がい者団体・支援団体、及び各種の業界団体の方々と政策懇談会を行いました。お聞きした現場の声をしっかりと受け止め、安心と活力の施策実現に向けてこれからも全力で取り組んでまいります。
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