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桐光学園大量11得点 桐蔭下す

5年ぶり夢の甲子園へ

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勝利の瞬間、マウンドに駆け寄る桐光ナイン
勝利の瞬間、マウンドに駆け寄る桐光ナイン

 第94回全国高校野球選手権神奈川大会の決勝戦が先月29日、横浜スタジアムで行われ、桐光学園が11対4で桐蔭学園を下した。5年ぶり4回目となる甲子園の切符をつかんだ桐光ナインが歓喜にわいた。

 試合は中盤まで点の取り合いが続いた。2点を先制された桐光学園は4回に3点をあげ逆転。5回には両校1点ずつ追加点を奪うと、一歩も引かない試合展開となった。桐光学園は7回、満塁のチャンスに植草祐太選手(2年)がスクイズで追加点をあげ、5対3と一歩リードした。8回には山口翔大選手(3年)のランニング2点弾を含む、大量6点で相手を突き放し、勝負を決めた。前日の準決勝で力投したエース左腕の松井裕樹投手(2年)も一人で151球を投げきった。

「全国制覇を目指して」

 勝利が決まった瞬間、マウンドに駆け寄った桐光ナインは互いに抱き合うと、拳を高く突き上げ、全身で優勝を喜んだ。応援席は歓声に沸き、ブルーのメガホンで一色に染まった。

 厳しい戦いを制した野呂雅之監督は「4対3の時、次の1点が大事だと思った。松井を楽にさせてやれるよう打線が爆発した」と試合を振り返った。

 今大会では桐光学園の控えを含め、ベンチ入りしたメンバーの多くに1、2年生が名を連ねていた。緊張が高まる大舞台で集中力が途切れないよう声を掛け続けたのが田中頼人主将(3年)。「相手に隙をみせないこと、勝ちたい気持ちを持ち続けることを伝えてきた」と今大会を振り返る。「決勝前日には父親から『あと一つだ。頑張れ』とメールをもらい、やってやろうという思いになった」と話した。 

 今大会で力投をみせた松井投手は「189校の思いを背負って、全国制覇を目指して戦っていきます」と誓った。

 全国大会は5日に組み合せの抽選会が行われ、8日に甲子園球場で開幕する。
 

  • 出塁するたびに応援席から歓声がわいた出塁するたびに応援席から歓声がわいた

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