神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年6月16日 エリアトップへ

等々力陸上競技場 3万5千人収容目指す 川崎市が基本方針

社会

公開:2017年6月16日

  • LINE
  • hatena

 川崎市はサッカーJ1・川崎フロンターレのホームグラウンドである等々力陸上競技場のサイド・バックスタンド整備の基本方針案を5月29日に公表した。現状の3万人から3万5千人収容へ向けた増改築工事を行うなど、Jリーグのスタジアム規格に沿った内容となった。

 同競技場の整備は、2011年から進められている。

 今回、発表されたのは、サイド・バックスタンドの整備に関する第2期整備の基本方針案。この案では、Jリーグが求める3万5000人規模の収容人数をクリアするため、サイド・バックスタンドの収容人数を現状の2万人から、2万5千人規模に増やし、すでに整備済みのメインスタンドの1万人と合わせ3万5千人規模とする。シーズン前に問題視された、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の基準となった「30cm以上の背もたれ付きの個席化」にも着手。全席を屋根で覆う工事も行う。

 増改築工事は、試合や大会などを開催しながら行い、工事費は約90億円から100億円を見込む。

 陸上競技の公認記録に影響を及ぼす南風対策、環境やユニバーサルデザインへの配慮、災害に対応できる施設にするなどの柱が記された。

 市等々力緑地再編整備室は、「2020年度に適用予定のJリーグのスタジアム規定をクリアする内容になった」と話す。

パブコメを反映し整備計画策定へ

 市では、この基本方針案のパブリックコメントを7月11日(火)まで実施し、市民から意見を募る。それを踏まえ、8月に整備の基本方針を策定。翌3月に具体的な工事のスケジュールを明記する整備計画を策定する予定という。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

川崎区版SDC始動

川崎区版SDC始動

地域課題解決へ

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook