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秋季特別展示企画「トゲトゲ展」を開催中の、相模川ふれあい科学館の館長を務める 坂野 浩一さん 中央区水郷田名在住 60歳

公開:2014年9月25日

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館名通り「ふれあい」大切に

 ○…リニューアルして約半年となる「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」の館長を務める。オープン後、初めての夏休みには3万7千人もの人々が訪れ、賑わいを見せた。この秋からは趣向を変えて「トゲトゲ展」を開催。世界中からトゲやハリを持つ珍しい動植物を集めた。「子どもには動植物がなぜトゲを持つのか、ハリを何に使うのかをこの機会にじっくり考えてほしい」。動植物とのふれあいが子どもたちにどう刺激を与えるか考えると、ワクワクする。

 ○…広島出身。学校にプールのない少年時代、近所の川や池で泳いだり釣りをしたり、田植えの手伝いをして大らかな時を過ごした。大学進学で上京し、卒業後は急成長する小売の世界へ。担当したのは小さな店。効率的な発注作業、商品管理に人材マネージメント…やるべきことは山程あった。会社経営の核となる企画営業に初めて挑戦した時も、国際事業部として中国で現場を指揮した時も「過労で倒れたこともあるが大変な分だけ楽しかった」と振り返る。そんな折、水族館の立ち上げの話があり、小売業で培った企画営業力を生かすために今の世界へ転職したのが11年前。利用者目線での運営に力を入れる。

 ○…館長就任とともに単身、相模原へ。毎朝、通勤前に相模川周辺をジョギングするのが日課だ。長いときは早起きして10Km。「走っていると皆挨拶をしてくれる。相模原は地域の繋がりが強いんだと感じる」。野球が好きで、根っからのカープファン。「今年は調子がいいんだ」と上機嫌だ。

 ○…館内名物「小川のアクアリウム」は、餌付け体験ができる子どもに人気の参加型スポット。「怖くて触れないという人もいるけど、ふれあい科学館っていうくらいだから、ふれあってもらわないと」。その名の通り、生き物とのふれあいを大切に、親子での交流を大切に。子どもたちの思い出の1ページになるような施設作りを心がけていく。

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