さがみはら緑区版 掲載号:2017年5月18日号
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競泳の日本選手権で、3種目の表彰台に上がった 小堀 倭加(わか)さん 西橋本在住 16歳

橋本から世界のスイマーに

 ○…スイマー日本一を決める大会。自由形の400mと1500mで2位、800mで3位と、出場した全種目で表彰台に立った。昨夏、1年生ながら高校総体で2冠に輝いて以降、目標に掲げてきた8月の世界ジュニア選手権出場も手の届くところにきている。「毎日、それだけを考えて練習してきた。今回は狙ったタイムが出せて、結果的に順位もついてきた」と顔にもいくらか安堵の色が浮かぶ。

 ○…日本選手権までの練習や試合で浮き沈みを繰り返し迎えた本番。「当日の感覚は今一つ」も、予選で好記録を出し「いつも自然とスイッチが入り、タイムが上がる」決勝での快泳に繋げた。生来の負けず嫌いの心残りは800mでライバルの後塵を拝したこと。高校総体では伸び悩む相手に先着したが、今回巻き返され「悔しくて泣きました」

 ○…生まれは奈良県、幼少期に西橋本へ。3人兄妹の末っ子は泣き虫で、相模原みどり幼稚園時代は「離れたくなくて毎朝親を困らせた」と振り返る。水泳との出会いもその頃。現在も所属する相模原ドルフィンクラブでの水泳教室に心躍り、小学生になり本格的に入会。小4年春に全国ジュニアオリンピックカップに初出場すると旭中学2年時には背泳ぎ200mで全国中学校大会2位。東京五輪の強化選手にも選ばれた。中3で壁にぶつかり、自分を高めるため強豪・湘南工科大附属高校に進学。自由形に専念し、鍛練の日々だ。

 ○…5時半前起床、6時過ぎに家を出る。2時間かけ辻堂にある高校へ。放課後は夜7時頃まで練習。映画や音楽鑑賞、部屋の掃除と、たまの休日はのんびり。旧友と会える希少な機会である橋本七夕まつりには少しでも時間があれば足を運ぶ。「社会と国語が苦手」とはにかむも成績はコースで学年トップ。言葉を選びつつ、つかえることなく意思を伝える聡明さと明るい笑顔が印象的。「東京五輪までに世界大会を経験したい」とその眼は3年先を見る。

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