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輝き続ける その秘訣 素敵な2人を取材しました
人生変えたジャズ佐藤ふじ子さん
本厚木駅から徒歩3分。ビルの5階でジャズライブハウス「キャビン」を営む佐藤ふじ子さん(71)。元JAYWALKのメンバー・中村耕一さんなどを招き毎月約20回、ライブを開催している。小説家の村上春樹さんや指揮者の小澤征爾さんが訪れたこともあるこの店。佐藤さんは「ジャズは私の人生を変えた」とその出会いを語った。
厚木で育った佐藤さんは、母親が経営していた食堂を継ぎ、その後マージャン店を経営。仕事を辞めて好きなことをしようと決意し、還暦で店を閉めた。60歳で名古屋を訪れた際、人生で初めてジャズライブハウスへ足を踏み入れた。「こんな世界があるんだ」。その後はすぐに魅了された。1人で北海道から新潟、長野のライブハウスを車で巡り、翌年には、マージャン店だったフロアを改装し、現在のキャビンをオープンさせた。
出演者も少なかった当初、佐藤さんは他のライブに出向き、素敵だと感じたミュージシャンに出演を依頼。「何度か依頼するうちに出演が決まって、輪が広がった」と振り返る。現在では全国各地からライブを聴こうとファンが訪れる。
佐藤さんは、ジャズとの出会いを今でも鮮明に覚えている。「あの時の私に、『扉を開けて。向こうには幸せがあるのよ』と言ってあげたい」。ジャズを聴いている時が一番の幸せ。佐藤さんの笑顔が輝いた。
何事も貪欲に北村純一さん
市内妻田南にある建築会社、株式会社アイネックスで取締役を務める北村純一さん(72)。フルタイム勤務の仕事に加え、妻田中央自治会の会長や、厚木市社会教育委員などの県や市の委嘱委員、短歌・津軽三味線など、年齢にとらわれることなく仕事に趣味に活動的な毎日を送っている。
北村さんが現職に就いたのは昨年4月から。それまでは大手銀行の支店長を経て、製造、卸売、物販、飲食など8つの業種に携わった。その豊富な経験を買われ、大学で講師として教鞭を取ったこともある。「頑張れば頑張った分だけ、必ず自分に戻ってきてくれる。若い頃に学んだこのことが、今の全ての原点です」
「一つの言葉にたくさんの深い表現がある日本語が好き」という北村さん。ライフワークとしている俳句、短歌、川柳の創作は、毎日必ず3つ以上。先日も福井市ほか主催の「第22回平成独楽吟」短歌大会・一般短歌部門で8407首の中から市長賞を受賞。ほかにも年間でいくつもの大会で入賞を繰り返す。1年半ほど前からは津軽三味線を習い始め、過去には小唄や日本舞踊の経験もある。
「芸に身を助けられたことは何度も。老化したからできることもある。自分の人生だから、貪欲に生きていこうと思っていますよ」
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4月19日