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連載「介護の現場で働く」(上) 葉山・逗子清寿苑 空いた時間でやりがい実感
超高齢化社会を控え、ますます働き手が求められる介護の現場。だが職の需要を知りつつも「資格がない」「育児や家事で長時間働けない」などの理由で一歩を踏み出せない人は少なくない。そんな中、様々な勤務体系を用意し働きやすい環境を整えている施設もある。(社福)百鷗(はくおう)が運営する介護老人福祉施設「葉山清寿苑」(上山口)と「逗子清寿苑」(久木)。そこで働くスタッフの姿を追った。
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「今日は顔色がいいですね」―。車椅子を押しながら声をかけるデイ介護職のIさん。逗子清寿苑に勤めてじき1年になる。音楽学校を卒業し、一時福祉の現場に関わっていたIさん。もう一度福祉の仕事に携わりたいという思いはあったが、子育てがあり足を踏み出すのをためらっていたところ募集を目にとめた。「午前中だけでも働ける。これなら」。主な仕事内容は利用者の食事や入浴の介助。週3日の午前中と限られた時間ながら、今では介護の仕事にやりがいをかみしめる日々だ。「まだまだ未熟ですが、ご利用者さんと一緒に笑ったりお話をして共感したり。すごく充実した時間を送っています」
一方、同じ職場で働くSさん。無資格、介護の仕事もほぼ未経験からのスタートだったが「ベテランの先輩が丁寧に仕事を教えてくれる。とても心強い」。伊澤伸一施設長は「私生活との両立やブランクがある方でも十分に活躍できる。福祉の仕事に興味がある方にはぜひ一歩を踏み出してほしい」と話した。【続く】
逗子清寿苑
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