Vol.1神奈川県議会議員ねぎし孝之 議会ルポ ねぎちゃんねる 福島に視察へ
最近もまた大きな地震がありました。南海トラフ地震など、私たちの住む湘南地域は、東北大震災3・11を意識せざるを得ない状況にあります。このような大震災は、仮に予知は出来たとしても、完全に防ぐ手立ては現在の人類の英知の中では存在しません。
そこで、仮に同じような状況に、神奈川県、私達が暮らすこの地域が陥った際に、どのような対処をすべきかを考えるため、福島県の現状を視察しました。
震災から2年余りが経った現在、福島県から出荷される農作物に関しての放射線の被害はほとんどありません。しかし、個人の農園で栽培している食物に関しては、極まれに、放射線が検出されるそうです。その原因は、「商品となるものではない」「被害後、個人農地を放置していた」というものでした。
このように、個人検査がきめ細やかに行われており、持ち込まれた食物の放射線を、すぐに鑑定できる体制が福島県には整っていました。当初は引っ切り無しに鑑定を求める人がいたらしいのですが、私が訪れた時には順番待ちをしている市民の方はいませんでした。今の福島県の現状は、原発周辺以外は、ほぼ汚染のない正常な街でありました。
現在までの福島県の状況を見て、私たち神奈川県民もこの3・11の経験に学び、あるかもしれない大震災の可能性に備えることは、神奈川県として行うべきと考えます。
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