県政報告 鳥獣被害対策に新たな一手! 神奈川県議会議員(民進党) 米村かずひこ
近年、平塚の土屋・吉沢地区をはじめ各地でイノシシやシカといった鳥獣による農作物や生活の被害が発生しています。県内の農作物被害額は年間1〜2億円と言われていますが、被害を報告していない農家の方もおり、実際には数値以上の被害が出ていると言われています。
昨年の決算特別委員会でも、私は鳥獣被害防除対策専門員の支援やハンターの育成について取り上げ、被害に悩む農家の実情を訴え効果的な取り組みをするよう求めました。
県では、本年4月から平塚合同庁舎の一角に「かながわ鳥獣被害対策支援センター」を新たに設置しました。このセンターでは従来の鳥獣被害対策を強化することに加え、市町村や地域住民と一体で対策を行う「重点取組地区」を選定し、鳥獣被害の現状把握や対策の計画作成、人材の育成や技術支援などを行います。
今年度は、平塚市土沢地区が「重点取組地区」の一つに選定されました。
平塚は農業が盛んな地域であり、野生鳥獣が暮らす自然豊かな地域でもあります。鳥獣被害を抑えつつ、人間と共存する取り組みを市民県民一体となって考えていきたいと思います。
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