小田原版 掲載号:2017年11月18日号
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「現代の名工」に三上さん 左官職人 若手育成にも尽力

社会

作業場の壁には鏝で塗り上げた富士
作業場の壁には鏝で塗り上げた富士
 厚生労働省はこのほど、2017年度の「現代の名工」149人を発表した。小田原市からは、寿町で左官工事一式を請け負う(株)三上工業の代表取締役で現役の左官職人、三上誠司さん(74)=人物風土記で紹介=が選ばれた。

 ものづくりの分野において卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰する同制度。1967年の第1回以降、6196人が表彰されている。

 三上さんは58年間、左官業一筋。奈良時代からあったという「左官」とは主に、建物の壁や床に土や砂などさまざまな材料を混ぜ合わせたものを鏝(こて)で塗り、仕上げる職人。現代建築ではタイルやクロス、装飾までを行い、多くの職人が活躍している。

 三上さんはその技を認められ、04年に小田原市長表彰、13年に県卓越技能者表彰、15年には県民功労者表彰と県知事賞などの賞を受賞。10年からは県左官業組合連合会会長も務め、若手の育成や技の伝承にも尽力している。

 11月6日に東京都内で行われた表彰式に出席した三上さんは「58年間、続けてきたことが良かったのかな」と笑顔を見せ、今後は「一人でも多くの人に左官の奥深さを知ってもらい、若い担い手を増やしていきたい」と抱負を語った。

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