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都筑区版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

劇団かかし座 存続かけてクラファン コロナ禍で大きな打撃

文化

公開:2021年11月18日

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協力を呼びかける後藤代表
協力を呼びかける後藤代表

 コロナ禍でエンタメ業界に暗い影を落とす中、影絵の総合パフォーマンスを国内外で発信する(有)会社劇団かかし座(南山田町)が現在、劇団の存続をかけてクラウドファンディングに挑戦している。後藤圭代表は「我々がこれからも努力していけるよう協力していただきたい」と呼びかける。

 教育機関での演劇鑑賞教室や世界ツアーなどを数多く行ってきた同劇団だが、コロナ禍によりその多くが中止になった。2020年2月から21年8月までに中止・延期になった公演数は270日。それに伴う損失額は9754万9333円に上るという。

 そんな中でも助成金などを活用してツアーは実施しているが、劇団運営のための資金収入が激減し、来年の70周年を迎えられるか否かという厳しい局面を迎えている。思うように活動ができなくなる中で退社した人もいるが、劇団員の一人は「改めて仕事がある子とのありがたさを噛みしめた」と話す。

 後藤代表によると「最初は何とかなるか」と思っていたが、長引くコロナ禍に「やるだけやってみよう」と考え、クラウドファンディングに踏み切ったという。

 5千万円を目標金額に設定し、11月から来年の2月11日まで実施する。3000円から協力することができ、かかし座ならではの特製影絵の便箋やフィギュアなどの非売品をリターン(返礼品)として用意している。

 後藤代表は「昭和、平成、令和と続いてきた70年の歴史の中で初めての厳しさ。こんなにも先行きが見えないのは初めてで自分たちがいかに脆弱であるかを思い知った」と振り返り「いつか日常が戻ってきたときに今までのように子どもに夢を届け続けたい。どうかお力を貸してください」と話した。

 詳細は上記二次元コードから。

存続かけてクラファン-画像2

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